マチルダは両親に期待されていない女の子です。
それにも関わらず、才能豊かでした。
ある日、両親への怒りから、物を動かす能力を身につけてしまいます。
その才能を利用して、意地悪をする校長先生とも、両親とも独立し、
校長先生からいじめられていた校長先生の姪の先生と一緒に暮らすことになります。
少し、どぎついところもあるようにも思えますが、
嫌みな感じがしないところが不思議です。
自分が子供からどんな目で見られているか、
子供の能力を伸ばさないような親ではないか、
一度考えながら読んでみると、大人でもおもしろいかもしれません。
あなたは、お子さんのどこを伸ばそうとしていますか?
マチルダの両親と、学校の校長先生は、反面教師として、マチルダの才能を伸ばしました。
優しくすることだけが子供の才能を伸ばすのではないという教訓を含んでいるかもしれません。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ロアルドダール
- 感想投稿日 : 2011年6月15日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年6月15日
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