喪失体験と悲嘆 阪神淡路大震災で子どもと死別した34人の母親の言葉

  • 医学書院 (2006年12月28日発売)
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震災後の死別における母親の声。このような声はそれまで非常に少なかった。
4年半経つと生活面での変化が見られている。
しかし、失った悲しみは4年半経っても消えてはいない。忘れたいとは思っていない。
一人になる時間がほしい。
手紙は自分の読みたい時に読めるので良い。数か月に1度のペースで。
アンケート回答者は分析して一定の傾向が出て、それに基づいて処置されることは避けてほしいと考えている。
夫との関係が崩れた人が多い。
残された子どもに対応する余裕を持てていない人が多い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 医療
感想投稿日 : 2014年4月8日
読了日 : 2014年4月8日
本棚登録日 : 2014年4月8日

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