未設定
読み終わった
2014-10-09T23:02:22+09:00
亡き友の家の家守となった主人公征四郎が、四季と通じ合うゆったりとした空気の中で出会う数々の怪奇、でもそれに対して恐れたり疑ったりすることなく受け入れてしまう主人公がとっても良いなと思う。出てくる自然とのエピソード(サルスベリに嫉妬されたり、河童を助けたり…)が想像力をかきたてられる。又、亡き友がふら~と現れてぼそっつとつぶやきまたあの世へ帰っていくのも心くすぐられる。さすが、本屋さん大賞ノミネートされただけある。手元に置いて心を軽くしたいときに読みたくなる一冊です。
- レビュー投稿日
- 2014年10月19日
- 読了日
- 2011年11月18日
- 本棚登録日
- 2014年10月9日