鍵のない夢を見る

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本棚登録 : 5095
レビュー : 908
著者 :
kakerikoさん  未設定  読み終わった 

ローカルな町で起こる身近な事件を題材に関わった女性の心理描写を巧く描いている短編集です。私は後半の2編「芹葉大学の夢と殺人」「君本家の誘拐」が読み応えもあり、面白かったです。
見えてきたのは、自意識過剰人間の勘違い(思い込み)が招く苦い後味と、一つの事件がさらけ出させた本人にしかわからない固執や自尊心等の胸の内。これらを総称して鍵を持たない夢といったのでしょうか。どんな善良な人でも持っている背面の感情、それが見え隠れしていました。共感もしませんが、わからなくもないといった感じ。不思議と嫌な読後感ではありませんでした。(3.5)

レビュー投稿日
2014年10月23日
読了日
2013年1月26日
本棚登録日
2014年10月22日
5
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