セデック・バレ(真の人・祖先の狩り場を守る勇猛なる戦士)
「自己実現」って、こういうことなんじゃなかろうか…。昨今気軽に使われているけど、本当はこんなふうに残酷で野蛮で血生臭い犠牲を必要とするものではないかと、この映画を見た直後は酔ったような気分で思ってしまいました。
そのぐらい怒涛のように圧倒される映画です。
…でも彼らのような生き様は、自分が誰であるのか、何になるのか、どこへ行くのか、そういうことを血肉として知っていないと難しい。
己の魂の来し方と辿り着く先を知っている彼らと違う自分には、遠い生き方(死に方)だなぁ…と、しばらくしてから思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2010年代の映画
- 感想投稿日 : 2014年9月14日
- 読了日 : 2014年9月14日
- 本棚登録日 : 2014年9月14日
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