ちいさなふるいじどうしゃ

  • 冨山房 (1976年1月25日発売)
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本棚登録 : 145
感想 : 17

図書館で借りてきて読んだ本。当時ハイニィは3歳。
車や電車が好きなハイニィのために、内容も確認せずにタイトルだけで借りたんだけど、
ハイニィに読み聞かせする前に、自分で読んでびっくり!
「ちいさなふるいじどうしゃ」は言うことを聞かずに丘を下りだし…
道にいた動物を次々にはねとばして(!)行く。まず、これにびっくり。
はねていく動物はだんだん大きくなっていって…
これはよくある展開だ。
(途中、農家のおばさんもはねてしまうのには驚くが…)

驚くのは最後で、「ちいさいふるいじどうしゃ」は壊れてしまうのだけど、
たとえば壊れる前か、壊れた後でも
いずれにしろ改心して、終わるのかと思いきや…
最後まで言うことを聞かずに壊れてしまっておしまい…このラストがやっぱり衝撃的だった。

ハイニィは一度目は途中で読むのをやめてと言い出した。
動物を次々は寝ていくことが単純にこわかったのか、
言うことを聞かない自分と「じどうしゃ」と重なるところがあったのか…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2012年4月27日
読了日 : -
本棚登録日 : 2012年4月27日

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