本の雑誌 325号

制作 : 本の雑誌編集部 
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784860111878

感想・レビュー・書評

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  • 特集:電子書籍の時代がくるぞ!?

  • 書籍の電子化について不安感をあおるのに、よく音楽業界のダウンロード販売が比較対照とされるけれど、本読みから言えば、本の手触りとかそういう部分があることで、肉体的接触のない音楽鑑賞と比べることに違和感があります。
    同じ音楽で言うなら、楽器演奏と比べた方がより近い感触じゃないかと。
    そう考えれば、シンセサイザーやサンプラーがいくら高機能になっても元の楽器がなくなるわけでもなし、書籍が電子化されたところで実体としての本がなくなるなんてことはあり得ないと思うんだけれど。
    まぁ、出版する側が編集作業とかを嫌って書籍の形で出さなくなると言う不安が残らない訳じゃないか。
    出版社が利益追求しすぎて、本を作らなくなるようなことがないことを祈るばかりですな。

  • 7月号

  • とくにどこに附箋というわけではなかったのですが、やっぱり特集が特集なだけに結構真面目にゆっくり読みました。
    iPadが便利だけど指紋でべたべたになる…とかこれ読んでそういう身近な感想にへぇっと思いました。


    あ、ものすごーく一書店員としてぐっときたのが今月の「街の本屋は今日もカウント2.9」です。引用にした文章ですけど、これを読んでどんなに出版社や取次にえらそう(ごにょごにょ)にされても、伊野尾さんみたいに「若干カチンとくるが、会社が100あれば事情も100あるので仕方がない。」っていう気持ちでいられます。勇気がわきました。

    あとは、児玉さんの提唱している「書店員免許制」はぜーったいに無理だろうと思ってしまいました。なんせ図書館でさえ司書職制度が成り立っていないもんなぁ…。

  • シーナ兄ぃの連載「今月のお話」が4ページある。嬉しい。時々2ページしかないことがあるので、今月号は嬉しい。シーナ兄ィがキムラ弁護士の小説『町田秀子という女』を誉めていた。わたしはいままで読まなかったのだけど、今月はちょっと読んでみた。うーむ、とりあえづ、面白くない。きっとキムラ弁護士以外に知っている人が物語のなかに居ないからだろう。やはり、この小説は単行本になってからじっくりと、パラパラ読むことにしよう。めづらしく、サーノ画伯の連載に写真が多用されている。わたしが昔情熱を燃やしたバイクの写真などあって楽しい。さぁて、最後の話題は45歳コンビの読者アンケートコーナー。電子書籍特集の端っこ25ページにお二人とも載っている。んでぜ、なにを書いちょるぜよ、というと・・・。まあ、たわいもないことなのだけど、電子図書についての、やる気のなさの様なものが、ぢゅうぶんに伝わってくるので、みなさん買って読んでみてください。わはは。

  • 電子書籍特集。児玉さんの文章 必読!そして読者アンケートも必読!!

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