シスター・フッド爽快小説なのだけど、急に物語が終わっちゃった感で少し物足りず。テルマ&ルイーズの元ネタを知らないのもあるか。
2024年4月18日
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春 (新潮クレスト・ブックス)
- アリ・スミス
- 新潮社 / 2022年3月28日発売
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四季四部作の3作目。あと一作読んだら分かるのかな?
2024年4月10日
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かがみの孤城 下 (ポプラ文庫 つ 1-2)
- 辻村深月
- ポプラ社 / 2021年3月5日発売
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今更だが、中高生からここ数年一定の支持ある今作を未読だったなと文庫版で一気読み。主人公たちと同じ中学生が読んだら、くるの分かる。しかしああいう担任いるよねー。
2024年3月23日
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かがみの孤城 上 (ポプラ文庫 つ 1-1)
- 辻村深月
- ポプラ社 / 2021年3月5日発売
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下巻まで一気読みした。
2024年3月23日
さすがの高瀬さん。最初から最後まで設定も心の内も素晴らしい。やさしい毒が癖になる。
2024年3月23日
認知症あるあるがいっぱいで軽く読めたけど、やはりいない実母のことを思い出し、ちょっとしんみりしたり。
2024年3月15日
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ルクレツィアの肖像 (新潮クレスト・ブックス)
- マギー・オファーレル
- 新潮社 / 2023年6月29日発売
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発売後すぐ購入したものの、不穏な空気感が怖すぎて、ちびちびと味わっていたから、途中の場面の時系列があやふやになり、最後まで読んだのにすっきりせず。また読み直してなるほどと。こんなところに15で嫁に出させるの本当に辛い。
2024年3月7日
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冬 (新潮クレスト・ブックス)
- アリ・スミス
- 新潮社 / 2021年10月29日発売
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詩のような、夢のような幻覚のような。クリスマスを母のもとで過ごす主人公。彼女の代わりとなった彼女がとっても素敵な人。次は春。
2024年3月4日
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タラント (単行本)
- 角田光代
- 中央公論新社 / 2022年2月21日発売
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大好きな地であり毎年通ってる香川小説だったのが思いがけずうれしかったのと、戦争や世界をこんな形で小説にする著者が本当にすごい。100タラントの陸がいい子だった。
2024年2月23日
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恋ははかない、あるいは、プールの底のステーキ
- 川上弘美
- 講談社 / 2023年8月24日発売
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この著書の作品を読むのは『センセイの鞄』以来か。私小説みたいにコロナ禍での東京での物語がすすむ。カズがめちゃいい人。タイトルは最初の章から。こんなふうに周りの人とずっと付き合えたらな。
2024年2月9日
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秋 (新潮クレスト・ブックス)
- アリ・スミス
- 新潮社 / 2020年3月25日発売
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主人公と眠っている老人との断片的な回想の物語。あっという間に読了。次は冬を読もう。
2024年1月26日
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四国辺土 幻の草遍路と路地巡礼
- 上原善広
- KADOKAWA / 2021年11月26日発売
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四国出身の高瀬氏が紹介していたので読んでみた。映画化されて話題になった福田村事件のことや幸月事件等も語られる、遍路をしながら路地を訪ね話を聴く作者と彼らの四国遍路旅。少し前の日本。
2024年1月14日
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文藝 2023年秋季号
- 文藝編集部
- 河出書房新社 / 2023年7月7日発売
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芥川賞候補作、安堂ホセ著「迷彩色の男」読了。最後まで怖かった。前候補作よりひりひりしてて冷静だった。
2024年1月4日
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瀬戸内国際芸術祭と地域創生: 現代アートと交流がひらく未来
- 狹間惠三子
- 学芸出版社 / 2023年11月16日発売
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瀬戸芸での地域や行政の経緯や裏側をめちゃめちゃ熱く語っていて、島民や、こえび隊の方達や、親切にしてもらった人いろいろ思い出して、一瀬戸芸ファンとして、泣ける類の本ではないのに涙で読了。
2024年1月4日
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群像 2023年 12 月号 [雑誌]
- 講談社
- 講談社 / 2023年11月7日発売
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芥川賞候補作、小砂川チト著「猿の戴冠式」読了。冒頭から最後まで面白かった。途中人間だか動物だか曖昧になるところもあって面白かった。
2024年1月2日
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新潮2023年12月号
- 新潮編集部
- 新潮社 / 2023年11月7日発売
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芥川賞候補作、九段理江著「東京都同情塔」読了。力強い物語。新宿御苑に立つタワーの話。めちゃくちゃ力強い。「強い意志と義務」の文章が並ぶから。
2024年1月1日
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文學界(2023年10月号)(特集 絲山秋子デビュー20年 創作 三木三奈「アイスネルワイゼン」)
- 文學界
- 文藝春秋 / 2023年9月7日発売
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芥川賞候補作、三木三奈著「アイスネルワイゼン」読了。感情の波が激しいクリスマス。力不足で評価できず。読みやすいのだけど。
2023年12月31日
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す ば る 2023年8月号
- すばる編集
- 集英社 / 2023年7月6日発売
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芥川賞候補作、川野芽生著「Blue」読了。高校の演劇部で準備する仲間たち。そして数年ぶりに再会する。人魚姫の物語とSNSの呟きが、主人公の内面とクロスする。青春小説と読んだけど。
2023年12月31日
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す ば る 2023年11月号
- すばる編集
- 集英社 / 2023年10月5日発売
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大田ステファニー歓人著「みどりいせき」読了。すばる文学賞受賞作。小学生時代バッテリーを組んでいた主人公と春が再会しての青春小説。読みにくいというか知らない固有名詞もあったりするも、映像はくっきり見えて、後半の疾走感もよし。
2023年12月29日
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思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる
- スズキナオ
- 新潮社 / 2023年11月16日発売
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この著者のエッセイが大好きなのだが、家族についてコロナ禍に小説新潮に連載されてたものの書籍化。両親の結婚のいきさつと新婚旅行のエピソードが好き。みんな元気なのにちょっと泣きそう。
2023年12月25日
ダメな人の続く短編集。表題作はもちろんだけど、ダメ感がコロナ禍によって浮き彫りで面白い。表紙も赤に水色のドットとか気が利いてる。
2023年12月17日
どうしてですますの過去形でひとり語りなのかなと思った。後半あなたを指す人が判明しても、決してすっきりしない。家族のことはわからないから本当につらい物語。
2023年12月13日
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ある行旅死亡人の物語
- 武田惇志
- 毎日新聞出版 / 2022年11月29日発売
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丹念に調べていく、ある孤独死女性の人生。全て辿れたわけではないけれど、身元が判明したのは良かったと思う。
2023年12月11日
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腹を空かせた勇者ども
- 金原ひとみ
- 河出書房新社 / 2023年6月14日発売
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すっごく爽快で楽しくて一緒に泣いたりわらったりしたくなっちゃう。つながるツールはいまどきだけど、昔もこんなだったかもなーと。楽しいことって秒で終わるよね。
2023年12月6日