歴史に残る文豪の処女作。著者の作品を読むのは初めてだったけれど、ロシア文学特有の、登場人物が多いうえに、その呼び名がしょっちゅう変わったりだとかの読みにくさは健在。
しかし、短編と言うこともあって比較的スラスラ読めた。内容は自伝的な作品と言うことで、日記のような感じで特に目に付くものはなかった。
しかし、最後の母が逝く場面の主人公の心情は見事だった。ああ、こうなんだろうなって言うのが伝わってきた。実体験を元にしている事もあるのだろうが。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2008年10月14日
- 本棚登録日 : 2008年10月14日
みんなの感想をみる