最初から最後まで静かですが
しっかりと私の琴線を爪弾く映画でした。
この映画の予告映像やポスターは悲恋や悲哀をにおわす。
ダムの底に消え行く古き街・・・
離れてしまった夫を
訳あって別れてしまった妻を
探し求めるそれぞれの姿・・・
確かにシリアスで神妙な話しなのですが
メランコリックさと
おかしみが背中合わせでそこにあるように見えました。
誤解を恐れずに言うなら・・・コメディ・・・かなぁ。
うーん、コメディ・・・これはちょっと語弊があるなぁ。
でも私には見え隠れするおかしみがとても強く愛おしく感じられました。
山下敦弘監督が好きな監督だといっていたのがうなずけました。
※これを書いた後、他の方々のレビューを見てビックリ。
こんなレビューを書いてるのは私だけ・・・
でも嘘偽り無くそう思っちゃったんだからしょうがないです。
そして嘘偽り無く大好きな映画ですし、
ジャ・ジャンクー監督の他作品も強く見てみたいと思いました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
asian
- 感想投稿日 : 2013年1月9日
- 読了日 : 2013年1月9日
- 本棚登録日 : 2013年1月9日
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