- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044005078
作品紹介・あらすじ
大同小異、塵も積もれば山となる、月とすっぽん、我田引水、他人の芝はよく見える・・・これらはすべて「編集」の真骨頂を暗示する。もとより編集は本や雑誌や映像に特化されるものではない。認知の仕方、歴史観
の作り方、アートフルになること、ハイパーテキストに向かうこと、つまりは世界観にかかわるすべての作業のプロセスに編集がある。ラグビーにも料理にも音楽にもファッションにも編集があるというべきなのである。編集の醍醐味をいろんな側面から提示した松岡正剛の真骨頂。
感想・レビュー・書評
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第1章 意味と情報は感染する
966夜 ステファヌ・マラルメ 『骰子一擲』
833夜 ルードヴィッヒ・ヴィトゲンシュタイン 『論理哲学論考』
908夜 ヴァルター・ベンヤミン 『パサージュ論』
899夜 ロジェ・カイヨワ 『斜線』
714夜 ロラン・バルト 『テクストの快楽』
545夜 ミシェル・フーコー 『知の考古学』
1302夜 ジェラール・ジュネット 『フィギュール』
1324夜 ジュルジョ・アガンベン 『スタンツェ』
654夜 スラヴォイ・ジジェク 『幻想の感染』
第2章 類似を求めて
792夜 中村雄二郎 『共通感覚論』
813夜 寺田元一 『「編集知」の世紀』
1042夜 マイケル・ポランニー 『暗黙知の次元』
213夜 エドワード・ホール 『かくれた次元』
1079夜 佐々木正人 『アフォーダンス』
1318夜 ガブリエル・タルド 『模倣の法則』
228夜 川瀬武彦 『まねる』
1642夜 鈴木宏昭 『類似と思考』
第3章 連想、推理、アブダクション
1081夜 山下主一郎 『イメージ連想の文化誌』
1235夜 バーバラ・スタフォード 『ヴィジュアル・アナロジー』
508夜 トマス・シービオク&ジーン・ユミカー=シービオク 『シャーロック・ホームズの記号論』
1182夜 チャールズ・パース 『パース著作集』
1566夜 米盛裕二 『アブダクション』
9夜 丸谷才一 『新々百人一首』
第4章 ハイパーテキストと編集工学
1519夜 ハンス・ブルーメンベルク 『世界の読解可能性』
1493夜 ピーター・バーク 『知識の社会史』
1717夜 ジェイ・デイヴィッド・ボルター 『ライティング・スペース』
671夜 米山優 『情報学の基礎』
1479夜 ルー・バーナード、キャサリン・オキーフ、ジョン・アンスワース 『人文学と電子編集』
422夜 室井尚 『情報宇宙論』
1540夜 キエラン・イーガン 『想像力を触発する教育』詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
圧巻につきる。まさに松岡翁の王道をいく。しばらくはこの余韻に浸りたい。