千のプラトー―資本主義と分裂症

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kanahoさん 思想・哲学──近・現代   未設定

【目次】

緒言

1. 序──リゾーム
 根、側根、リゾーム──本の諸問題──〈一〉と〈多〉──樹木とリゾーム──地理的方向、東洋、西洋、アメリカ──樹木の外──プラトーとは何か

2. 一九一四年──狼はただ一匹か数匹か
 神経症と精神病──多様態の理論のために──群れ──無意識と分子的なもの

3. BC一〇 〇〇〇年──道徳の地質学(地球はおのれを何と心得るのか)
 地層──二重文節(切片性)──地層の統一性を作り出すもの──環境──一つの地層の多様性。形式と実質、上位層と傍層──内容と表現──処地層の多様性──モル状と分子状──抽象機械とアレンジメント。 それらの状態の比較──メタ地層

4. 一九二三年十一月二〇日──言語学の公準
 指令語──間接話法──指令語、行為、非身体的変形──日付──内容と表現。両者の場合の変数──アレンジメントの側面──定数、変数、連続変化──音楽──スタイル──メジャーとマイナー──生成変化──死、迷走、形象、変身

5. BC五八七年、AD七〇年──いくつかの記号の体制について
 専制的なシニフィアン的体制──情念的な主体的体制──二つの錯乱と精神医学の問題──ユダヤの民の古代史──逃走線と預言者──顔、方向転換、裏切り──〈書物〉──主体性のシステム。意識、情念、〈分身〉──夫婦権かと事務室のいさかい──冗長性──脱領土化の形象──抽象機械と図表──発生的、変形的、図表的、機械状

6. 一九四七年十一月二八日──いかにして器官なき身体を獲得するか
 器官なき身体、波動、強度──卵──マゾヒズム、宮廷愛、〈道(タオ)〉──地層と存立平面──アントナン・アルトー──慎重さのテクニック──三つの〈身体〉の問題──欲望、平面、選択、編成
 
7. 零年──顔貌性
 ホワイト・ウォール[白い壁]、ブラック・ホール[黒い穴]、顔貌性抽象機械──身体、頭部、顔──顔と風景──宮廷愛小説(ロマン・クルトワ)──脱領土化の定理──顔の社会的機能──顔とキリスト──顔の二つの形象。正面、横顔、背け合い──顔を解体する

8. 一八七四年──ヌーヴェル三編、あるいは「何が起きたのか?」
 ヌーヴェルとコント。秘密──三本の線──切断、亀裂、断絶──対、分身、地下潜行者

9. 一九三三年──ミクロ政治学と切片性
 未開および文明化の切片性──モル状および分子状の切片性──ファシズムと全体主義──切片をもつ線、量子をもつ流れ──ガブリエル・タルド──群衆と階級──抽象機械。突然変異と超コード化──権力の中心とは何か──三通りの線とそれぞれの危険──恐怖、明晰さ、権力、死

10. 一七三〇年──強度になること、動物になること、知覚しえぬものになること・・・・・・
 生成変化──魔術の三つの側面。多様性、変則者あるいは局外者、変換──固体化と〈此性〉。夕べの五時・・・・・・──経度、緯度、 存立平面──二つのプランあるいはウランについての二つの考え方──女性への生成変化、子供への生成変化、動物への生成変化、分子状生成変化。近傍域──知覚しえぬものへの生成変化──分子状知覚──秘密──マジョリティ、マイノリティ、マイナー性──生成変化のマイナー性と非対称性。二重の生成変化──点と線、記憶と生成変化──生成変化とブロック──点状システムと多線状システムの対立──音楽、絵画、生成変化──リトルネロ──脱領土化の定理、続き──生成変化対模倣

11. 一八三七年──リトルネロについて
 暗闇で、わが家で、世界へ向かって──環境とリズム──立札と領土──スタイルとしての表現。リズムの顔、メロディーの風景──鳥の鳴き声──領土性、アレンジメント、相互的アレンジメント──領土と大地、〈生まれ故郷〉、存立性の問題──機械状アレンジメントと抽象機械──古典主義と環境──ロマン主義、領土、大地、民衆──近代芸術と宇宙──形相と実質、緒力と素材──音楽とリトルネロ、大いなるリトルネロ

12. 一二二七年──牧歌論あるいは戦争機械
 国家の二つの極──戦争機械の外部性と還元不可能性──戦士──マイナーとメジャー。マイナー科学──団体と団体精神──思考、国家、牧歌論──第一の側面。戦争機械と牧歌空間──宗教──東洋、西洋、国家──第二の側面。戦争機械、人間の編成、遊牧数──第三の側面。戦争機械と遊牧民の情動──自由活動と労働──アレンジメントの性格。道具と記号、武装と装身具──冶金術、移動、遊牧生活──機械状統流と機械系統──平滑空間、条理空間、多孔空間──戦争機械と戦争。関係の複雑さ

13. BC七〇〇〇年──捕獲装置
 旧石器時代の国家──原子的集団、都市、国家、世界的な組織──先取りする、祓いのける──「最後の」一言の意味(限界効用節)──交換とストック──捕獲。土地所有権(地代)、税制(税)、公共事業(利益)──暴力の問題──国家と形態と〈権利〉の三つの時代──資本主義と国家──服従と奴隷──公理系とその問題

14. 一四四〇年──平滑と条里
 技術的モデル(繊維製品)──音楽モデル──海洋モデル──数学モデル(多様性)──物理学モデル──美学モデル(遊牧民芸術)

15. 結論──具体的規制と抽象機械

原註
解説
人名索引

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レビュー投稿日
2011年4月24日
本棚登録日
2011年4月24日
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