組織戦略というより組織マネジメントの指針ともいうべき内容。若干、論理性を欠く部分もあるが、ありきたりな体系に固執することなく、企業が陥りがちな罠をうまく説明している。
解決の糸口は具体的に示されるわけではないが、組織の硬直化の予兆が非常に分かりやすく書いている。エリートとノンエリート、トラとキツネ、フリーライダーなど様々な社畜の姿を歯に絹を着せず、歯切れよく記述。
学術というより経営論かもしれないが、久々に読んでいて腑に落ちる本でした。
でもこれをリバイズして学術レベルにあげるには、相当なハードルがありますね。
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- 感想投稿日 : 2017年7月10日
- 読了日 : 2017年7月10日
- 本棚登録日 : 2017年7月10日
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