やみくも: 翻訳家、穴に落ちる

著者 :
  • 筑摩書房 (2007年12月1日発売)
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本棚登録 : 66
感想 : 11
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「緋色の記憶」読んだとき名前を覚えた人。

ひょっこり久世さんが出てきていたので驚いた。やっぱり格好いい人だったのか。
なんてことのない話の中にぎょっとするような怖さが入っていて心臓に悪い。好き。
「シフォンケーキ」「煙草」「スキー」「ぼくを探しに」あたり特に。

その目をのぞいてみると、だれもいない家の中でひっそりと逆さまになっているシフォンケーキが映っていた。

「嵐が丘」「明治大正 翻訳ワンダーランド」河野多恵子の「魔」。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 借りた
感想投稿日 : 2010年11月20日
読了日 : 2010年11月20日
本棚登録日 : 2010年11月20日

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