用心棒日月抄

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本棚登録 : 75
レビュー : 14
著者 :
黒い☆安息日さん  未設定  読み終わった 

秋吉台トレイルのために前日に山口入り、1日時間を潰すことになり、スーパー銭湯的なところで時間を潰すことになって、そこの休憩室の本棚に刺さっていたのが、この本。

そんな偶然で手に取った本にしては、随分面白い作品だった。出会う時は出会うもんだなぁ。

物語は、とある事情で脱藩を余儀なくされた主人公青江又八郎、刺客からも追われる彼の用心棒稼業を描くのだが、その日常にジワジワしみ込んでくるのが、忠臣蔵の物語。

その関わりようの上手さが、さすが藤沢周平。書かれたのは1970年というのだからもう40年以上も前なのだが、時代小説は古さを感じさせないのも魅力だな。

女性の描き方など、若干現代に相容れないところはあるものの、今読んでも十分面白い一風変わった江戸市井剣劇モノ。続編もあるシリーズみたいなので、追いかけてみよう。

レビュー投稿日
2019年11月6日
読了日
2019年11月6日
本棚登録日
2019年11月4日
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