母マリアの立場から、キリストの磔刑と復活を中心に、神の子キリストの生涯を回顧する体で書かれた小説。
新興宗教(当時)カリスマ教祖様となった息子をもつ母としてのマリアを描くことに挑む。聖書を知らず、キリスト教を信仰しておらず、知識もない俺なので、特に大きな感銘を受けることもなかったのだけど、これ敬虔な信者が読んだら怒るんだろうなぁ、とは思った。
信仰の対象となっている聖なる存在を人間目線で描くことは勇気のいることである。俺には到底できない、論評すら難しい。だからレビューもここまで。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
海外小説
- 感想投稿日 : 2015年12月15日
- 読了日 : 2015年12月15日
- 本棚登録日 : 2015年12月1日
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