詩的私的ジャック (講談社文庫)

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本棚登録 : 6578
レビュー : 542
著者 :
かおりさん  未設定  読み終わった 

読んでからもう苦しくて苦しくて。ものすごい脱力感があった。
国枝さんの、あまりにも女性的な発言にとても驚いた。私が同じように、私なら中国に行くって言われたら、すごく泣きたくなるかもしれない。普通出来ないし、でもそういうことをすぐに言える女性は女性として素敵だと思った。一番女性らしいキャラクターなのだろうな、と感嘆した。
萌絵の揺れる気持ちも、個人的にはすごく理解出来るし共感出来て、私は好きだった。危ない感じに惹かれる気持ちも、何となくつられる気持ちも、非常にリアリティーがあるように思えて楽しめた。
最後、主人公たち2人が、人の恋愛感情を芸術と示すのは、あえて理解出来てないかのように演出したのだろうか。問題提起だと思えるので、それがとても苦しい気持ちにさせた作品だった。
動機も良かったし、とても面白かった。

レビュー投稿日
2015年5月23日
読了日
2015年5月23日
本棚登録日
2015年4月24日
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