小林清親 文明開化の光と影

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本棚登録 : 27
レビュー : 2
著者 :
かおるひめさん 美術・演劇・映像文化   読み終わった 

没後100年小林清親展の公式図録。
御家人として幕府に仕え、戊辰戦争を体験した小林清親。
浮世絵師となりながら、幕末~明治~大正の時代の変遷の中で、
自らの画業も変遷させ、時代を生きていったか・・・光と影の作品集。
本の大きさからして、掲載の画像が小さいのは仕方ないけれど、
浮世絵の版の違い、順序摺りの工程等、随所に工夫が見られます。
順序摺り35版は、浮世絵師・彫師・摺師の卓越した技法に、
時代の変遷に抗うような気風を感じました。
光線画と称される光と影、そして遠近法を多用した浮世絵。
斜陽となった浮世絵からポンチ絵の風刺や戦争画へ。
多くの肉筆画、水彩、スケッチ・・・多くの画業を見ることが出来、
高名な文人たちに称賛されたのも納得できます。

レビュー投稿日
2018年8月20日
読了日
2018年8月20日
本棚登録日
2018年8月14日
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