中国妖怪・鬼神図譜 清末の絵入雑誌『点石斎画報』で読む庶民の信仰と俗習

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  • 集広舎 (2020年12月8日発売)
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清末の絵入り雑誌「点石斎画報」から鬼神・迷信・俗習関連の
記事を選び、解説を付して紹介。「呉友如画宝」の挿図も引用。
I  神明・・・神々。玉皇太帝、土地神、媽祖、八仙、龍王など。
II  鬼・・・亡霊、幽霊。仮屍還魂、キョンシー、無常鬼など。
III 精怪・・・精霊、妖怪。狐精、猫怪、樹精、器物怪など。
IV  方術・・・呪術的技術。奇門遁甲術、隠遁術、神呪など。
V  民間宗教者・・・巫、風水先生、算命先生など。
VI  迷信・俗習・・・民間信仰や風習。石敢当、盂蘭盆会など。
索引有り、参考文献有り。まえがきに「点石斎画報」の説明有り。
清代中国の絵入りの旬刊紙で、日本の瓦版または絵入新聞のような、
時事から文化、ゴシップ等の噂話や習俗など、あらゆるものが
取り上げられています。全528号で終刊!
本書は、その中から鬼神・迷信・俗習関連の記事を選んでいます。
その内容は現代から眺めれば、虚々実々がまぜこぜです。が、
まだ通信事情が発達していない時代。
盗賊が跋扈し、争乱や飢饉の経験。
信じるもの、厭うもの、恐れるものが多数身近にあった頃。
かも多彩な鬼神・迷信・俗習があったことに驚かされます。
中国ってやはり広くて深いなぁ。長い歴史のある事象も多いし。
さすがに吃人は読んでてしんどかった。
それでも、挿絵に当時の風俗が多く詳しく描かれていて、
楽しめました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文化
感想投稿日 : 2019年8月3日
読了日 : 2019年8月3日
本棚登録日 : 2019年7月24日

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