沖縄島料理 食と暮らしの記録と記憶 (沖縄島探訪)

制作 : 文:たまきまさみ 
  • トゥーヴァージンズ (2021年10月13日発売)
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感想 : 8
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沖縄の食と戦後の歴史を辿り、記録と記憶を残し、今を見つめる。
INTRODUCTTION 01~07 INTERVIEW 01~10 COLUMN 01~09
FOOD TOURS 北部エリア 中部エリア 那覇・南部エリア
FOOD MAP、店舗一覧、用語一覧、参考文献有り。
沖縄の食文化には、語り継がれる複雑な歴史と記憶が
内在している。琉球という国。中国や日本、アメリカ、移民先。
様々な変化の中で、食文化はチャンプルーし、または、
独自の料理を守り伝えている。そして現在は・・・。
10軒のインタビューは、琉球料理、伝統菓子、沖縄そば、
豆腐、ジャズ喫茶、食堂、ステーキハウス、タコス、
中国料理、ハンバーガー。他にも、コラムやFOOD TOURSで、
様々な店や料理と人を紹介しています。
店に、人に、料理に、歴史有り。
激動の時代を知る人々の証言は、重い。だが、
多種多様な人々が行き交い、皆に愛され、根付いた料理の数々。
豊富なカラー写真とイラスト、幾つかのレシピが、
味わって欲しいと誘っているようにも感じます。
鶏卵こう、ビンザハンバーグ、汁物が気になりました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: グルメ・料理
感想投稿日 : 2022年3月24日
読了日 : 2022年3月24日
本棚登録日 : 2022年3月7日

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