小説 創業社長死す

  • KADOKAWA (2015年1月29日発売)
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感想 : 10
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バブル期に創業した中堅・中小企業の多くが、
今、創業社長の引退、の時期に来ています…。

その実情…、近年の国内のM&Aの大部分は、
跡継ぎ不在の中小企業の事業承継案件です…。

創業社長が大きくした会社は…、
2代目が会社をダメにし、3代目がつぶす…、
とも言われますが…、(北○鮮はどぅなる?)

本作品では、その辺りを描いているのかな~?
って思いましたが…、

とりあえず、くだんの創業社長は、
戦争経験者の、一世代前の設定で、
企業規模も、大企業といぅことで、
イメージとは、違っていました…。

創業社長の死去後のメインフレームは、
正妻派閥の乗っ取りの様相でしたが…、

メインとなるはずのお話は…、
量的には、後半100頁ほどで、
質的にも、あっさりしており、
終わり方も、スッキリとせず、
ちょっと、拍子抜けでした…。

高杉さんは…、例えば、池井戸さんのよぅな、
中小企業を題材にしたお話は、苦手なのかな?

期待ハズレ感があったので、評価は低めで…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年2月8日
読了日 : 2015年2月8日
本棚登録日 : 2015年2月6日

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