うつで困ったときに開く本 (朝日新書 209)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2009年12月11日発売)
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本棚登録 : 138
感想 : 20
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■書名

書名:うつで困ったときに開く本
著者:香山リカ

■概要

うつについて色々と記載されている本

■感想

本の名前は言いすぎです。
実際、うつで困ったときにこの本を開いても何の役にも
たたないと思います。

何と言うか、まとめると"うつ"とは・・・

 ・誰にでもなる心の病気
 ・対処法は人それぞれ
 ・診断結果は医者それぞれ
 ・周りの対応の仕方は、うつの人それぞれ
 ・予防としては、過剰なストレスを事前に防ぐこと

ということになります。

結局、"うつが治ったら、その診断と対処は正しかった"
といった、事後報告しか言えないようです。

ただし、この本がダメというよりは、現状として、本当
にこのようなことしか言えないのだと思います。

プロでもこのような状態ですから、素人には到底診断は
不可能です。

これから、研究が進んでいけば、もっと客観的な診断方法
や、具体的な対応策が出てくるのかもしれません。

こういう本を読むと、うつになった場合、医者のよしあし
に、患者の全てかかっているというのは、恐ろしいことだ
な~と思います。

■気になった点

・特になし

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本:ビジネス
感想投稿日 : 2010年5月4日
読了日 : 2010年5月4日
本棚登録日 : 2010年5月4日

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