■書名
書名:うつで困ったときに開く本
著者:香山リカ
■概要
うつについて色々と記載されている本
■感想
本の名前は言いすぎです。
実際、うつで困ったときにこの本を開いても何の役にも
たたないと思います。
何と言うか、まとめると"うつ"とは・・・
・誰にでもなる心の病気
・対処法は人それぞれ
・診断結果は医者それぞれ
・周りの対応の仕方は、うつの人それぞれ
・予防としては、過剰なストレスを事前に防ぐこと
ということになります。
結局、"うつが治ったら、その診断と対処は正しかった"
といった、事後報告しか言えないようです。
ただし、この本がダメというよりは、現状として、本当
にこのようなことしか言えないのだと思います。
プロでもこのような状態ですから、素人には到底診断は
不可能です。
これから、研究が進んでいけば、もっと客観的な診断方法
や、具体的な対応策が出てくるのかもしれません。
こういう本を読むと、うつになった場合、医者のよしあし
に、患者の全てかかっているというのは、恐ろしいことだ
な~と思います。
■気になった点
・特になし
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本:ビジネス
- 感想投稿日 : 2010年5月4日
- 読了日 : 2010年5月4日
- 本棚登録日 : 2010年5月4日
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