村上朝日堂の逆襲 (新潮文庫)

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本棚登録 : 1608
レビュー : 101
からべーさん 本:文庫   読み終わった 

■書名

書名:村上朝日堂の逆襲
著者:村上 春樹

■概要

村上春樹さんのエッセイ集

■感想

久しぶりの村上さんのエッセイです。
この本だけ買って読み忘れていました。

相変わらず、面白いです。
文章が上手い人のエッセイ集は読みやすいのでいいです。

内容としては、日常や村上さんの考え方はつづっているだけですが、
小説とは全然違う文章がそこにはあるので、村上さんを色々と知り
たい方にはお勧めの本です。

本作以外にも、かなりのエッセイ集が出版されています。
どれでも気軽に読めるものなので、少しの時間つぶしには、持って
こいの本だと思います。

■気になった点

・ただ単にいつも違ったことがあるとうれしいのである。
 (いつもは何かあるところに、何も無いというマイナス状況の方が
 好みみたいである。)

・家族というのはーーーたとえそれが猫であってもーーーそれぞれ
 にバランスを取りながら生きているものであって、その一角
 がかけるとしばらくは微妙に調子が狂ってしまうものである。

・しかしヤクルトを応援することによって得ることの資質もない
 わけではない。それは負けることに対する寛容さである。

・自分の経験したことない肉体的痛み、苦しみというのは正確
 には想像することが出来ないのだ。

・僕なんかたまに結婚式に呼ばれたりすると、会場の左右に分か
 れて並んだ両家の親類の顔つきやら体格やらをひとつひとつ
 見比べて暇をつぶしている。そういう機会があったら是非一度
 試してみてください。絶対に面白いから。

・人は必ず間違いをする。

・「こんなところでミスするわけはない」という頭があるから
 何度チェックしても間違いは発見できない。

・恐怖を感じない人に恐怖の質を説明するのは至難の業である。

・悪い批評というのは、馬糞がいっぱい詰まった巨大な小屋に似
 ている。

・世の中の65%ぐらいは"ジョークとしてみれば面白い"というエリア
 に収まってしまうのである。

レビュー投稿日
2011年6月17日
読了日
2011年6月17日
本棚登録日
2011年6月17日
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