岡倉天心『茶の本』 2015年1月 (100分 de 名著)

制作 : 大久保喬樹 
  • NHK出版 (2014年12月25日発売)
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感想 : 11
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■書名

書名:岡倉天心『茶の本』 2015年1月 (100分 de 名著)
著者:大久保 喬樹

■概要

茶――美しくも愚かしいもの

岡倉天心が英語で書き、アメリカで1906年に出版した日本文化論の
古典『茶の本』。本書で天心は茶を日本文化の中心に据え、美術や
建築・宗教、そして日常生活の隅々にまで茶の思想が浸透している
と説いた。波乱に満ちた天心の生涯も概観しつつ、『茶の本』を現
代的に読み解く。
(From amazon)

■感想

「茶」というか一つの宗教の本ですね。これは。
「茶」というものを通して、この人が思う考え方、あり方を説いた
本となります。
「茶」の入れ方、選び方とかではなく、もっと広い思想、行動を
中心に生き方を説いた本です。

ということで、宗教に抵抗が無い人であれば、ある程度すんなり
読めるかもしれませんが、既に自分の宗教にこだわりがある人に
とっては、合わない本だと思います。

考え方自体は面白いですし、あの時代にこの考え方というのは、
そりゃ当時は評価されないだろうな~と思います。

この本を読むと今の茶道って、この人が思い描いていたものと、
かけ離れた形式ばった名誉が無駄にはびこり、お世辞が飛び交う
見るも無残なものに成り下がっているな~と思わずにはいられま
せん。
先生、先生もてはやされている老害がはびこっている時点で、
それはもはや「茶」の「道」ではないです。
(勿論、全員が全員というわけではないです。)

なんでもそうですが、「道」を進むというのは、歳を取ればとるほ
ど難しい事です。

■自分がこの作品のPOPを作るとしたら?(最大5行)

「お茶の道」が教える生き方とは?

■気になった点

・「道」とは移り変わることである。

・対照のものは心の動きを停止してしまう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本:ビジネス
感想投稿日 : 2015年7月16日
読了日 : 2015年7月16日
本棚登録日 : 2015年7月16日

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