期待バブル崩壊――かりそめの経済効果が剥落するとき

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2014年2月28日発売)
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感想 : 7

■書名

書名:期待バブル崩壊――かりそめの経済効果が剥落するとき
著者:野口 悠紀雄

■概要

【帯コピー】
消費増税後のアベノミクスはどこへ向かうのか?
空回りを続ける異次元金融緩和策、円安下で拡大する貿易赤字・・・
「期待」は実体経済を動かせず、やがて「幻滅」に変わる――
円安、物価、賃金、成長戦略など、日本経済の喫緊テーマを検証する。


【カバー折り返し】
安倍内閣の三本の矢のうち、
金融政策と成長戦略は、実体経済に影響を与えていない。
意図どおりに経済拡大効果を発揮しているのは、
公共事業の増加のみだ。
アベノミクスというと、人々は金融緩和政策をイメージする。
しかし、その実態は、旧来型の公共事業バラマキ政策なのである。


【主な目次】
はじめに
第1章 経済の好循環は生じていない
第2章 データが裏づける「期待バブル崩壊」
第3章 空回りを続ける異次元金融緩和措置
第4章 ユーロ鎮静化で円安になったが輸出は伸びず
第5章 デフレ脱却すれば実質成長率は下がる
第6章 アベノミクスでは賃上げは実現できない
第7章 日本活性化に必要なのは何か?

【概要】
アベノミクスで景気が回復していると言われるが、
その印象は円安による輸出産業の利益増に幻惑されたものにすぎない。
「期待」は株価高騰をもたらしたものの、実体経済の改善にはつな
がっていない。
これから賃金は上がるのか、景気はどうなるのか。
円安、物価、賃金、成長戦略など、日本経済の喫緊テーマを検証する。
(From ammazon)

■気になった点

なし

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス:TOPPOINT
感想投稿日 : 2014年6月6日
読了日 : 2014年6月6日
本棚登録日 : 2014年6月6日

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