■書名
書名:半七捕物帳 01 お文の魂 [Kindle版]
著者:岡本 綺堂
■概要
明治から昭和初期の劇作家・小説家である岡本綺堂の代表的作品。
初出は「文藝倶樂部」[1917(大正6)年]。シリーズ第1話「お文
の魂」。番町に住む旗本松村彦太郎の家に、妹のお道が三歳の娘お
春を連れて帰ってきた。夜毎その枕もとに散らし髪、びしょぬれの
女が現れお春が「ふみが来た!」と叫ぶ。半信半疑の松村、小幡の
眼前で、またもお春は「ふみが来た!」と悲鳴を上げた。この一件
に首を突っ込んだKのおじさんが、神田の岡っ引半七に相談を持ち
かけると、半七は二・三の質問でたちどころに真相を看破するので
あった。
(From amazon)
■感想
kindleの購入がきっかけで読みました。
一話が短く、サクサク読めます。
内容は、安楽椅子探偵系ですかね。
シャーロックホームズに影響を受けて物語を書いているようですが、
どちらかといえば、ジェシカおばさんとかそっち系な気がします。
今後は、半七自身が自分の足で歩いて色々と解決するのかもしれま
せん。
事件の真相も、なかなかよく考えられています。
子供の心理と大人の心理をうまく融合させた真相だと思いました。
これ、読みながらあてられる方、かなりのIQの持ち主だと感じます。
その他のお話も無料で楽しめるみたいなので、色々と読んでみたい
と思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本:小説
- 感想投稿日 : 2014年1月26日
- 読了日 : 2014年1月26日
- 本棚登録日 : 2014年1月26日
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