こんな本をよく文庫本でだすものだと思っていたが、なんとなく気になって買っておいた。最近になって漢字の字体の問題、旧字体とはなにかという問題にぶつかって読んでみたが、その疑問に答えてくれる、奥の深い、年期の入った本である。小池さんは府川さん、小宮山さんたちとともに印刷史研究会の主要なメンバーで、この人たちの業績を無視して漢字の問題は語れないことを最近ようやく認識した。旧字体や正字にこだわる人たちにぜひ読んで欲しい本である。
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- 感想投稿日 : 2008年4月15日
- 本棚登録日 : 2008年4月15日
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