古道具 中野商店

3.47
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本棚登録 : 1209
レビュー : 224
著者 :
こぶたちゃんさん 川上弘美   読み終わった 

レビューを見ると、『センセイの鞄』と並ぶ傑作として評されていることが多いよう。つまり、川上作品としてはわかりやすいほうの作品です。

古道具屋(あくまで骨董屋ではない)の中野商店を舞台に、そこでアルバイトするヒトミが語り手となり
・女にだらしのない店主の中野ハルオ
・その姉でゲイジュツカのマサヨさん
・同じくアルバイトで無口な桐生タケオ
とその客人や恋人・愛人たちで話が紡がれた連作短編集のような長編です。
ぬるま湯みたいに心地よくてゆるやかな時の流れには、永遠につづかない、日常のようで日常ではない感じがただよっています。

ヒトミとタケオが再会してうれしかったけど、たしかにタケオはタケオじゃなくなっている気がして、わたしはさびしかったな〜。でも、おっさんになってもあのままだったらそれはそれできもちわるいのか。

読みやすくて、おもしろかったです。

レビュー投稿日
2016年3月26日
読了日
2016年3月26日
本棚登録日
2016年3月26日
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