猛スピードで母は (文春文庫)

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本棚登録 : 1486
レビュー : 228
著者 :
こぶたちゃんさん 小説   読み終わった 

きょうちゃんの本。
旅行で時間が空いたときにと思って持っていき、帰りのスタバ〜新幹線で読みはじめた。

『サイドカーに犬』の語り手は小学生の女の子。夏休みの間にお母さんが家出をして、しばらくしてヨーコさんという女性がご飯を作ってくれたりする。厳しい母親とは対照的に、かなりワイルドなヨーコさんに魅了される薫。そして、父親の怪しい行動と仲間たち。 麦チョコやパックマンなどの昭和の描写も楽しい。国立の町の様子が浮かんできて、久しぶりに行きたくなりました。

『猛スピードで母は』は離婚した母親と二人暮らしの小学生の慎(まこと)が語り手。母親がいわゆる母親とは違って、車のタイヤを取り替えたりワイルドです。さっぱりとした感じで惹きつけられます。慎も母親のことをかっこいいと感じているんだろうなというのが伝わってきます。
何度か恋愛をしている様子の母親が、「結婚する」と言って恋人の慎一を連れてきて・・・。説明しづらいのだけど、母親との微妙な関係が楽しく読めました。

どちらも読んでとても満足感がありました。子供の頃の記憶とか、子供の感じかたとか、どんな大人に興味を持つのかとか、そういうのを思い出しました。子供の目線に立っているのが楽しかったのかな。

レビュー投稿日
2017年8月17日
読了日
2017年8月17日
本棚登録日
2017年8月17日
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