著者の「現代語古事記」を講義した内容を書籍化したもの。入門用として良い本だと思う。
話し言葉で書かれているのでスルスルと読める。難しい古事記の話を、現代に対する視点も絡めながら面白く書いている。いくつか声を出して笑ってしまった。
全体的には保守的な論者らしく書かれている。日本人は古事記を読むべきだという話は納得もする。大まかなストーリーを簡単に掘り下げているので、ここから古事記の世界に入って、逆の論法や難しい歴史を追って行っても分かりやすいだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月23日
- 読了日 : 2019年9月23日
- 本棚登録日 : 2019年9月23日
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