読書状況 読み終わった [2012年11月25日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2012年11月25日]
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読書状況 読み終わった [2012年11月25日]
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読書状況 読み終わった [2012年11月25日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2012年11月25日]
カテゴリ 小説

 女の10年は長い。いや、もちろん全ての人に与えられる時間は等しく時を刻み、終わりは分からなくとも、少なくともその時を止める一瞬までは、みな同じ土俵の上で生きている。
 でも29歳から40歳の女の10年の重さは、この年代にいる全ての女たちがくっと唇を噛み締めなければならないような、様々な事象が堤防が決壊したかのように雪崩れ込んでくるのだ。それは誰にも止められない。

『人間は、愛する人の人生に寄り添う事は出来ても、その人の命に介入する事は出来ないのです』

 ラストは他の方が感想に書かれているように衝撃的だ。だが、私はどこかで予測していた。主人公が辿った年月と場所。それらを組み合わせると答えはここにしか行きつかなかったからだ。
 でもどうしてだろう、言葉は悪いが、まるで予定調和のように静々として、それでいて骨子のしっかりした結末だったと思える。
 本当はこんな風に運命の人と出会えたら幸せだろう。会った瞬間に「やっと会えた」と言えるような。
 それを運命というのであれば、きっと本当に正しい日本語なのだろうなと読後に不思議なくらい落ち着いた気持ちで思えた。

2012年8月11日

読書状況 読み終わった [2012年8月11日]
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 「空気を読め」の空気ってナニよ!?
 そう思ったらとにかく一読すべし。
 私は多分この内容を完全に理解出来ないままなんだとおもうけれど、ストンと胸に落ちてくるものがあった。形が無いものは、定義さえ決めてくれれば安心出来る。
 ああ、でもそんな安心さえ作られた虚像なのかと思うと、これまた不安に苛まれるのだけれど。

2012年8月11日

読書状況 読み終わった [2012年8月11日]
カテゴリ 専門書

読書状況 読み終わった [2012年8月11日]
カテゴリ エッセイ

読書状況 読み終わった [2012年8月11日]
カテゴリ 専門書

 男性の産婦人科医を「経験も無いくせに」と咎める人がいるという。経験が無いからと。
 その論法で言うならば、外科医は全て開腹手術を受けたことがあり、裁判官は何らか罪を起こした事があり、精神科医は何らかの疾患を抱えていなければならないだろう。
 そんな無茶な、と思ったら、「そんな無茶」な話が現実に有り得るのだから現実は人の想像をはるかに超えていく。
 著者は全米に名の知られた若い脳科学者。そんな彼女が37歳という若さで脳卒中を起こす。
 驚くのは彼女の無邪気とも取れる好奇心に満ちた経過の実況中継。専門家であるがゆえに説明は的確で門外漢にも非常に分かりやすい。
 ここは訳者の腕だろうと思うが、若い女性の感性を生かし切った文章になっている。
 巻末にある、脳卒中で障害を持った人間への対応の仕方は必読すべきだと思う。経験者の切実な願いの詰まったひとつひとつの『お願い』がきっと誰かの役に立つだろう。
 彼女はそれを望んでいるのだから。

2012年8月11日

読書状況 読み終わった [2012年8月11日]

 決して端正な文章とは言えない。
 彼の音楽性の高さゆえ、若い頃の事を謙遜してか、とんでもなく凄い事がサラッと流されてしまっていて、いまいち重みが感じられないところが散見される。
 でもそれも彼の秀で過ぎた能力のもたらしたものだと思えばこちらも納得出来る。何しろ著者は世界のオザワである。
 どんな世界中のオーケストラにも引けを取らないサイトウを率いる彼だからこその、音楽への猛烈な愛と情熱と全てを捨てて飛び込んで行く若さが溢れだしてくる。
 それを稚筆と取る方が阿呆である。
 指の先まで体中に音楽に満たされた幸せな若者の、神から齎された才能の一滴を余すことなく味わって欲しい。

2012年5月9日

読書状況 読み終わった [2012年5月9日]
カテゴリ エッセイ

 『おじさんとおじいさんを描けない漫画家は漫画家と認めない』というのが私の持論である。
 可愛い女の子、天才美少年、きりりとした青年。それはある意味書きやすく受け入れられやすい題材だからだ。問題はその先の年代をいかに格好良く描き、書き切れるかである。
 有川はそこに全く抜かりが無い。
 魅力的な「おっさん」達は、主人公として十分なほど立ち回り、貫禄を持ち、中年には少々不釣り合い(失礼!)と思われがちな清々しささえ感じさせてくれる。
 私は女だけど、おばさんよりはおっさんになりたいかもしれない。だって憧れるじゃない?

2012年5月9日

読書状況 読み終わった [2012年5月9日]
カテゴリ 小説

 飴色のパラフィン紙に包まれた古びた本が並ぶ本棚。僅かな埃の匂い。来るものを選ぶ古書店。
 私の大好きな空間。自由に呼吸の出来る場所。
 ラノベと侮るなかれ、これはきっちり古典や出典を理解していないと本当には楽しめない。軽い気持ちで読むとカウンターパンチを食らう。
 設定としては甘いと評する人もいるだろう。
 だが作者に本当に本を愛する気持ちが、おそらくこの先の一生を全て注ぎこんでも読み切ることのない本の海に敬意を払う事の出来る人間であることが伝わるのであれば、良書と堂々と言ってしかるべきだ。
 なにも「ラノベだから・・・」と肩身を狭くすることはない。そもそもそんなにライトじゃないぞ、この本。

2012年5月9日

読書状況 読み終わった [2012年5月9日]
カテゴリ ラノベ

 実は大野智主演でドラマ化されるまで存在を知らなかった。
 映像化しやすいというか、文字でエンタテインメントの先を探った意欲作という印象。何より全てが密室事件と言うのがミステリーファンにはたまらないのではないだろうか。
 本作に続くシリーズは、確かに作者が公言しているように、元々他の話のトリックとしてストックしていた物の断片と言うので話の展開として目新しいものは無い。
 だが、それでも「密室」というひとつの設定の中でこれほどまでにバラエティ豊かに広げられるという所に、貴志佑介という作家の度量の広さがうかがえる。
 その先駆けともいえる本作は、それを見事に昇華させた一冊と言っていいのではないだろうか。

2012年5月9日

読書状況 読み終わった [2012年5月9日]
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読書状況 読み終わった [2012年5月9日]
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読書状況 読み終わった [2012年5月9日]
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読書状況 読み終わった [2012年5月9日]

読書状況 読み終わった [2012年2月4日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2012年2月4日]
カテゴリ 小説

読書状況 読み終わった [2012年2月4日]
カテゴリ 小説

 良いトシした女性が『女子』なんていうと、眉をひそめる殿方は多い。
 だがここで断言しよう。100歳になっても女はガールだ。レディやマダムになるのはTPOに応じて。いつだって心の中はガール。
 肩肘張って、笑って、怒って、嫉妬して、僻んで、それでもいつでも可愛くありたい。大人だから、なんて割り切るための落ち着きなんて要らないのだ。
 短編の中に、この世の女性の意地が見える。
 「独りで生きていけるんだね」なんて男に言われる女ほど、バカヤロー、脆くて駄目な自分を叱咤激励して頑張ってるのだ。男ってどうして分かんないのかしら。
 女性よりも男性に読んで欲しい一冊。題名に惑わされないで、手に取って欲しい。

2012年2月4日

読書状況 読み終わった [2012年2月4日]
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読書状況 読み終わった [2012年2月4日]
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読書状況 読み終わった [2012年2月4日]
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読書状況 読み終わった [2012年2月4日]
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