この作品は、タイトルにもある南方熊楠という人物の生涯を描いたものです。この作品を手にするまで全く知りませんでしたが、なにやらスゴイ人のようです…。
熊楠は1817年に和歌山で生を受け1941年に死去。自らの頭の中に常に響く鬨の声…貪欲に知識を得ようとしているときには鬨の声が聞こえなくなる…また、羽山兄弟との出逢いもその後の熊楠の人生を大きく左右するものになる…。アメリカ、ロンドンでの留学経験もあり、数多くの論文を残し、天皇陛下に進講をした経験も持つ。「知ることこそが生きること」「生きることは死ぬこと、死ぬことは生きること」、生物学者であり民俗学者でもある“知の巨人”…。
業績は素晴らしいものだけれど、弟の常楠や妻の松枝、子どもの熊弥と文枝にとっては…?もし、熊楠のような人が身近にいたら?間違って家族になってたら??…イヤ、私なら耐えられないっ…!!だから、読後は熊楠より周囲の人たちがスゴイと感じました。内容もだけれど、ちょっと読みにくさもあって読書のスピードが落ちてしまったことことが残念でした。
読書状況:読み終わった
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岩井圭也
- 感想投稿日 : 2024年8月16日
- 読了日 : 2024年8月16日
- 本棚登録日 : 2024年8月16日
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コメント 6件
ヒボさんのコメント
2024/08/16
NO Book & Coffee NO LIFEさんのコメント
2024/08/16
aoi-soraさんのコメント
2024/08/17
かなさんのコメント
2024/08/17
かなさんのコメント
2024/08/17
かなさんのコメント
2024/08/17