時雨の記

  • 文藝春秋 (1994年1月1日発売)
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感想 : 2
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私小説が自然主義的手法にこもる本質であるとすれば、むしろその反対の幻想的な手法によっているのである 野暮が粋になり、粋が野暮になるというこの道の定めがこの作品が綾になって導いているのである 自己を語る時、中里さんくらい慎み不快人はいない 吉永小百合さんお勧めの本

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2012年10月14日
読了日 : 2012年10月9日
本棚登録日 : 2012年10月14日

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