民法がわかると会社法はもっと面白い!~ユミ先生のオフィスアワー日記~

著者 :
  • 第一法規株式会社 (2011年4月6日発売)
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本棚登録 : 48
感想 : 5
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小生が学生時代に手に入れたかった本である。特に商法・会社法のゼミに所属している学部生には超おススメの図書である。

会社法は民法の特別法であるということは、学部1年生の時の一番最初に勉強することではあるが、年次が上がるにつれて、意外にも基本がおろそかになりがちである。そして、小生の周囲だけなのかもしれないが、会社法が得意な学生が民法は苦手という人が多い。

本書は民法の体系を軸にして(債権と担保物権は反対になっているが)、そこから特別法たる会社法の解説を行うものである。例えば、委任契約が出てくれば、会社と役員との委任関係の解説をするといった感じである。

ダジャレもふんだんにあり、読んでいても飽きない。企業法務に携わる方なんかにもおススメの図書であると思われる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 民法
感想投稿日 : 2011年12月15日
読了日 : 2011年8月31日
本棚登録日 : 2011年12月15日

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