小生が学生時代に手に入れたかった本である。特に商法・会社法のゼミに所属している学部生には超おススメの図書である。
会社法は民法の特別法であるということは、学部1年生の時の一番最初に勉強することではあるが、年次が上がるにつれて、意外にも基本がおろそかになりがちである。そして、小生の周囲だけなのかもしれないが、会社法が得意な学生が民法は苦手という人が多い。
本書は民法の体系を軸にして(債権と担保物権は反対になっているが)、そこから特別法たる会社法の解説を行うものである。例えば、委任契約が出てくれば、会社と役員との委任関係の解説をするといった感じである。
ダジャレもふんだんにあり、読んでいても飽きない。企業法務に携わる方なんかにもおススメの図書であると思われる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
民法
- 感想投稿日 : 2011年12月15日
- 読了日 : 2011年8月31日
- 本棚登録日 : 2011年12月15日
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