読みやすそうだったので、図書館で借りてきました。
人間の多種多様な悩みに対してそれっぽい答えやヒントを与えてくれる本はたくさんあるけど、この本は、そもそもの「悩み方」を教えてくれる本だった。
たしかに、うまい悩み方を知っていれば、外野の声とかに撹乱されずに済むわけで、そのあたりを押さえておくのは便利そうだなあと思って読んだ。
著者のいう「悩みは良いもの」というスタンスにはわりと共感できて、なぜかというと「悩む」ということは、自分にとって重大かつ課題であることが、必ずそこに隠れているから。
つまり、自分の人生をよくするための糸口がそこにあるということ。
そう思うと前向きになれるし、わかりやすいし、手っ取り早い。
本書では、悩みに対してはまずスタンスを決めて、8つの質問で掘り下げて行動に移す方法を紹介。
8つの質問はすごく基本的な掘り下げ方ではあるけど、悩みを課題に変換するために役立つ実用的なツールだったので、ぜひ自分の中のガイドラインにしてみたいと思った。
一方、後半は色々なタイプの悩みに対しての具体的なアドバイスやヒントを与える構成になっていた。個人的には、前半の内容を深めてほしかったかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年1月27日
- 読了日 : 2022年1月27日
- 本棚登録日 : 2022年1月27日
みんなの感想をみる