医師会の闇の部分に鋭いメスを入れた医療サスペンス。普段うかがい知れない病院の内情が興味深い。
<br>損害保険扱いと健康保険扱いでは、診療報酬に3倍の開きがあり、これをめぐっての病院側と損害保険会社による争いは絶えない。それは損保の末端に関わるものとして承知はしているが、医師の名誉や銭勘定のドロドロ、普段うかがい知れない病院の内情が興味深い。
<br>まさに、医療は算術。
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カテゴリ:
ミステリー
- 感想投稿日 : 2005年5月28日
- 本棚登録日 : 2005年5月28日
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