野犬の太郎は仲間を保健所や狩猟会の人に殺され、自分自身も狙われて人に対して強く心を閉ざした。そんな太郎に愛犬を亡くして悲しみに打ちひしがれていた著者が偶然遭遇することとなった。それから著者は太郎の心を開こうと長い期間かけて対話する。そんな野犬らしい強い心を持った太郎と著者のお話。
----
ジャスト140文字で要約。あまり感情移入できなかったせいか心が温まることはなかった。でも、太郎の強い眼光とか、山を縦横無尽に走る姿とか、力強い姿はとても伝わってきた。太郎の最後はまた人間に危害を加えられることになるのだけれども、そこがサラッとしか書いてないのがちょっと残念。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2012年8月5日
- 読了日 : 2012年8月5日
- 本棚登録日 : 2012年8月5日
みんなの感想をみる