スペシャルドラマを見終わった後、原作はもっと面白いよ! との声をいただいて、ようやく今、手を伸ばしました。

国内の作家さんの本は苦手、なんて言っていた私はどこへやら。
気付けばひたむきな澪ちゃんの背中をくっついて回っているかのように、すっかり夢中になって一晩で読み終えてしまいました。

ご寮さんに種市さん、おりょうさんに伊佐三さん太一くん、小松原さんに源斎先生、又次さんにあさひ太夫…。
澪ちゃんを取り巻く人々は、過去を抱えながらも、温かな心を持った人たちばかりで…。
あぁ、人ってあったかいな、と、酒粕汁の話を読み終えた時、こちらまで胸がほっこりと熱くなりました。


ドラマでは眉のきりりと上がった気の強い澪ちゃんだったように思いますが、こちら原作の澪ちゃんは、丸顔に下がり眉と、なんとも愛嬌のあるお顔立ち。
でも読み終えた後、表紙でやわらかな笑顔を見せている姿を改めて見て、あぁ、そうそう、これが澪ちゃんよね、と印象ががらりと変わりました。
だっていかにも美味しい料理を出してくれそうなお顔だもの(笑)
作中に出てくる、せわしなく働く澪ちゃんが生み出す料理たちの、そりゃもう美味しそうなこと。
これは深夜に読んじゃいけない。深夜に酒粕汁やとろろ昆布はつくれませんからね。\グー/

幾度となく困難に道を阻まれながらも、顔をきっと上げて、光る目で前を見据えて歩き出す澪ちゃんは、私の好きな女の子像そのものです。
表紙もとても素敵で、本棚に表紙を見せて飾ったら、ずっとそこにあったようにとてもしっくりきました。
今回は図書館で借りて読みましたが、我が家の本棚にぜひ欲しい一冊。
続きもとても気になります(*´∇`*)

2013年1月29日

読書状況 読み終わった [2013年1月29日]

守り人、獣の奏者の上橋菜穂子さんのデビュー作ということで。
この夏のめりこんだ上記二作とはまた雰囲気の違う一冊で、今より言葉の選び方が子供向け、というか話し言葉のような軽い感じがしました。
おかげで最初はちんぷんかんぷんだった世界感にぐっとのめり込み、読み終わる頃にはすっかり自分が地球上の人間だということを忘れていた(笑)
王道といえば王道ながらも、ぐっと考えさせられる言葉、出来事、たくさん詰まったこれぞ上橋菜穂子さんな一冊でした。
図書館で借りたけれど、これはぜひ家に欲しいなぁ。

2012年10月3日

読書状況 読み終わった [2012年10月3日]

「蒼路の旅人」等に出てくるヨゴ皇国出身のタルシュの密偵、ヒュウゴの過去のお話でした。
面白かった…。何かチャグムと似通ったところがあるなと思ってはいたけれど、なるほどね。
こちらまで胸が痛くなるような熱、葛藤、すばらしかったです。
バルサのお話もありました。かつてジグロと旅をしていた時、若さゆえの失敗をしてしまうお話。
バルサはこうして育っていったのか~。
バルサの、ヒュウゴの過去を知った今、改めて守り人シリーズを読み返したくなる一冊でした。

2012年8月22日

読書状況 読み終わった [2012年8月22日]

妖精商人ギルド代表、レジナルド・ストーとの交渉も進み、ついに銀砂糖妖精となるための見習い妖精たちを受け入れることになったアン。
しかし、奴隷市場から連れてこられた十五人の妖精たちは、「銀砂糖妖精となれば羽をかえす」という言葉を決して信じようとはせず、使役されるままに無気力な作業を続けるばかり。
このままでは妖精の受け入れを渋る他の工房を納得させることはできない。
妖精たちに意欲を取り戻させるために、アンは苦肉の策に出るが…。

相変わらず、優しすぎるアン。
それでも、彼女の真っ直ぐな姿勢に誰もが心を動かされる。
今回は物語が大きく動きましたね。職人としても女の子としても、大きな決断を迫られることになりました。
片方はまだ解決していないけれど…。

巻頭から嫌な予感がしていただけに、いつか来るだろうと思ってはいたけれど、胸がしくしく痛むような感覚で一巻を読み終わりました。
ううっ、次巻、「砂糖林檎編」が待ち遠しすぎる!

2012年8月3日

読書状況 読み終わった [2012年8月3日]
カテゴリ ライトノベル

好きだー。私これが一番好きだ。
あまりしゃんとしたチャグムばかり見ていると、時にバルサに守られていた幼い頃も恋しくなってくるけれど(笑)
それぞれの登場人物が生き生きと動いていて、旅人シリーズへの期待がもりもり高まりました。

2012年7月23日

読書状況 読み終わった [2012年7月23日]

読みやすく世界に入り込みやすくて、まさに理想のラノベ。
著者の和泉先生がビーンズ小説大賞で優秀賞を受賞した作品らしいですが、なるほどこれは。優秀賞納得。
王道かと思いきや、そうではない。一癖も二癖もある設定と展開。
キャラクターもそれぞれが生きていて、個々の持つ強い思いもちゃんと書いてくれた。

砂漠に生まれ育った主人公のヤンは、その地に似合わぬ白い肌と金髪の持ち主。
自分をかばい、重傷を負って連れ去られた父から譲り受けた笛を持ち、相棒のサバクネズミ、シャムーと共に海を目指す旅に出る。
父親がかつて話した憧れの海へ向かうヤンだったが、途中立ち寄ったアグラス王国で、王族を狙った襲撃事件に遭遇。
ひょんなことから王子イウサールを助け出すことになるのだが、イウサールはヤンの笛とそっくりな笛を持つ少年だった。
どうやら二人の持つ笛は特殊な力を持っているらしく、世界に散らばる四本の笛をそれぞれの適合者が奏でた時、何かとんでもない事が起こるらしい。
笛の収集のためなら、どんな犠牲もいとわない冷酷なダジャール帝国軍。
はたして馬が合わず喧嘩してばかりのヤンとイウサールは、帝国軍から逃げ切ることができるのか…?

ちょっとあらすじ省きすぎて間違ってるとこもありますが、こんな感じ。
個人的に今回気に入ったのは、踊り子のルゥルゥとサバクネズミのシャムーの可愛さ(笑)
ぜひ映像にして見てみたい! いや、でもシャムーの小動物系うるるん目と、ルゥルゥの踊りはもう文字の上でも存分に堪能できた(笑)
設定的にはさ、性格の合わない野生児と王子様がいがみ合いながら旅をして、笛を集めると何かが起こるとか、わりと王道なところじゃない。
でもさ、違うの。いやー、最初に裏表紙のあらすじ読んだだけでナメてかかって本当にスイマセンって感じで(;□;)!!
実にワクワクしながら旅を楽しめた。終わり方は意外とあっさりしてたけど、どうやら続編があるようなんだね。それで納得。
イウサールのおねぇちゃんとか、ヤンの父さんとか刺青の人とかシターァ宰相とかよく回収されてないので楽しみ。

イラストも素敵で、まさにヤンのイメージにピッタリでした。

2009年12月13日

読書状況 読み終わった [2009年12月13日]
カテゴリ ライトノベル

冊子での紹介&表紙が好みだったので購入しました。
設定はすごく魅力的だった。

大陸図書館の“モグラ”と呼ばれる地下層で働く女の子、リィナ。
豆本作りが趣味のちょっぴり地味な彼女には、思いがけない才能が備わっていて――。

冒頭からは、ちょっと引込み思案なリィナを、ジーンが引っ張っていく形で物語が展開していくのかと思っていた。
だけど、読み進めていくにつれて、どんどん場面が飛んで行ったというか…。
えっ、もうこの場面終わり!? みたいな、駆け足で美術館を眺めているような気分で、ちょっと物足りなさを感じた。
もう少し丁寧に「リーディング」能力や「イーター」のことを説明して欲しかったかな。過去の戦争のことはもちろん、ムーヴァルのことについても、登場人物たちはよく知っているけれど、読者には伝わっていない、みたいな印象…。
地下だけの話じゃなく、大陸図書館での日常、みたいなものも欲しかった。ひっそりと今後に期待。

2012年2月8日

読書状況 読み終わった [2012年2月8日]
カテゴリ ライトノベル

シュガーアップルフェアリーテイル、「銀砂糖妖精編」スタートということで。
面白かった…。相変わらず、綺麗な世界だった。

ペイジ工房を旅立ち、キースと共に新工房を立ち上げんとしていたアン。
そこに銀砂糖子爵・ヒューからの招集命令がかかる。
一流の砂糖菓子職人たちに混じり、王城へと向かうアンとシャル。(ミスリルはお留守番)
そこで待ちうけていたものは、儚げな美しさを持つ、銀砂糖妖精、最後の生き残りだった――。

互いを思うあまり、アンはキースと、シャルはルルと――人間同士、妖精同士で生きることを望む二人。
アンもシャルも不器用で、それでも精一杯お互いを思い合っているだけに、今回も歯がゆい思いをさせられました(笑)
そしてキースの自覚。「アンは女の子だったんだ」Σ(゜Д゜)/おおおーい!!
いや、でもアンを腕のいい職人としてしか認識していなかったあたり、またキースらしくて好きですが…。
一巻から比べると、アンは本当に恋する乙女になっていて、作中にちりばめられた小さな想いに、胸がきゅんとさせられます。
いっそ正直になってしまえば…と思いつつも、ミスリルが側にいるうちは…うん、無理かな…(笑)
何にせよ、女性としても職人としても確実に成長しているアンの今後が楽しみです。

ジョナスは元気にしているだろうか…( ̄_ ̄ )遠い目。

2012年1月12日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2012年1月12日]
カテゴリ ライトノベル

【ネタバレあり】

相変わらずのバッカーノ。
鬼畜外道野郎がヒィヒィ言ってるのには、やったねエルマー! さすが魔王! と思ったけど、
フェルメートにも人間的な面があると知ると、なんか拍子抜け。
もっとひでぇ取り返しのつかない奴かと…うんこれから何百年でそうなっていくのかもしれないけど。
こいつが大ボスとして2003に君臨するのかぁ…何をやらかしてくれんのかなぁ。

ヒューイといえば、やっぱりホムンクルスはモニカのためだったの?
ルネ先生の「実験台」は結果シャーネってことでいいのかしら。
お嬢様がネブラ関係だったらどうしよう。

そろそろマルティージョが恋しい。

読書状況 読み終わった
カテゴリ ライトノベル

「トワイライト」のベラが愛読していたので借りてみた。

な、なんつう昼ドラ…。
読みはじめは登場人物の区別がつくまで四苦八苦し、
中盤では全員のワガママさ加減や悪行に唸り、
最後には物語にかかわったすべての者に同情したくなるという、まさにのめり込んで楽しめる名作。
言い回しが何だか懐かしいのも没頭できた理由かも。
刺さるような寒さの現実世界から、本を開けばたちまち一行で「嵐が丘」の世界に行けた。
久々にこういう物語に出会った気がする。
面白かった。

2011年12月13日

読書状況 読み終わった [2011年12月13日]
カテゴリ 海外作家

元奴隷と口の悪いモトラドの話がすごく気になる。
シズの話みたいに続かないかなぁ。
でも書かないんだろうなぁ続かないんだろうなぁ。
新たな妄想の材料が手に入った。

2011年11月2日

読書状況 読み終わった [2011年11月2日]
カテゴリ ライトノベル

私の…私のアンが拐われた…!
おのれ憎きイケメンめ…!

気にしないでください。
アンのことになると若干テンションが斜め上になるんです。
気にしないでください(´・ω・`)

2011年11月7日

読書状況 読み終わった [2011年11月7日]
カテゴリ ライトノベル

国主様の扇形見たいでござるの巻。

2011年10月10日

読書状況 読み終わった [2011年10月10日]
カテゴリ ライトノベル

虎退治でござるの巻。
まだチーノに居るんかい! という感じがちと否めなかったけど、お奉行と警察のコラボには感動した。
(あっ探偵を忘れていた…エドワードも大活躍です。)
トーヤのお母さんのことも明かされてスッキリ。
徐々にネコハチがマクファーソン先輩を追い越してマスコットになりつつある。
獣派な私はいまいち幼児の先輩に馴染めないでいます…。

2011年10月5日

読書状況 読み終わった [2011年10月5日]
カテゴリ ライトノベル

スカーレットフレイム討伐の巻。

2011年10月4日

読書状況 読み終わった [2011年10月4日]
カテゴリ ライトノベル

ヴィオレ再び。
スカーレットフレイムを追って、ウノスケの故郷チーノへ向かうでござるの巻。
豪華客船の旅…! じゅるる!
船旅、探偵、悪いお金持ち、美女、怪盗!美味しい条件がたっぷり揃ってる!

アルヴィンと先輩がますますいいコンビに。
事件は意外とあっさり解決し、薄口塩味って感じはあったけれど、
水戸黄門ばりの後半の追い込み活劇はやはり楽しかった。
欲を言えばもうちょい船旅の楽しみが欲しかったかなぁ。
いや、そんな気楽な旅ではないのだけれど…。

度々挟まれる「シーヴァ相談所」が好きです。

2011年9月29日

読書状況 読み終わった [2011年9月29日]
カテゴリ ライトノベル

強烈なキャラクター続出。
派手な怪盗VS探偵エドワード。
マイカが相変わらず可愛いです。

しかし…
あれぇ(´・ω・)エドワード達はもしかしてロンドラを出て行くの?
個人的には旅などに出ずロンドラ周辺で活躍して欲しかった。
だけどウノさんも嫌いでないので複雑な気分。
いや、これから先どう面白くなっていくかわからんよね。
今後に期待。

2011年9月23日

読書状況 読み終わった [2011年9月23日]
カテゴリ ライトノベル

ナ、ナンダッテー!
想像の斜め上を行った…。

2011年9月17日

読書状況 読み終わった [2011年9月17日]
カテゴリ ライトノベル

シュガーアップルシリーズ第四巻。

ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
しかし、そこには病床の長とたった五人の職人がいるだけの、とても歴史ある工房とは思えない姿が広がっていた。
工房の長の一人娘、ブリジットからシャルの羽を返してもらうために、ペイジ工房で働くことになるアン。
没落寸前の工房を、銀砂糖師になりたてのアンは立ち直すことができるのか…?

前回の終わり方があんまりだっただけに、読み終わってすぐに四巻を開きました。
CMを挟んで再開したみたいに違和感なくストーリーが続き、すぐにまたハラハラドキドキの連続。
ペイジ工房の個性豊かな職人たちや、三派閥のしがらみ、アンとシャルの関係や、ブリジットの恋心など、なだれ込んでくることがもう盛りだくさんで、本を閉じてもこの世界観から抜け出せない。
どの巻にも増して夢中で読みました。誰もかれもの心情がほんのりと伝わってくるだけに、切なかった…。
特にアンとブリジットの譲れない恋心とか、エリオットの本心とか。
一部の誤植にはちょっと吹き出しましたが…(笑)
いろいろとぶつかりながらも最後にはペイジ工房の職人として、一丸となって砂糖菓子を作り上げていく皆の姿に、今回の登場人物全員が好きになりました。
教会に並んだ砂糖菓子、きれいなんだろうなぁ…。

しかし、最後の最後でそう簡単にハッピーエンドといかないのがシュガーアップル。
これは続きが気になりますね…五巻発売は八月ということで。この夏は、アンの居ない夏になってしまうのか(´;ω;)猛暑を乗り切る糧が…。
それでも待ち続けます。アンが作る砂糖菓子が、皆に幸せを与えてくれることを願って。

2011年5月31日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2011年5月31日]
カテゴリ ライトノベル

シュガーアップルシリーズ第三巻。

第一巻から一年が経ち、ついに年に一度の砂糖菓子品評会が迫ってくる。
そんな折、アンの暮らす国、ハイランドでは、なんと銀砂糖の材料となる砂糖林檎が大凶作。
以前アルバーン公から認められた職人として、密かに名を広めていたアンは、他の工房の職人たちから妬まれ、砂糖林檎不作の情報を知らされていなかった。
砂糖菓子職人の最高権力者である、銀砂糖子爵ヒュー・マーキュリーの判断により、今年はどんな職人も三つの代表的な工房へ集まり、銀砂糖生成の手伝いをすること、それを条件に自分の分の銀砂糖を作って良いという取りきめがされることに。
それを知ったアンは、知り合いの職人キャットと共に、宿敵ジョナスの居るラドクリフ工房へ向かうのですが…。

この巻は…もう…。
ついにアンの夢が叶うかというところで、神様のいたずら。
さらに今まで散々意地悪をされてきた、ラドクリフ工房に泊まり込みで仕事をしに行かねばならないという試練。
さらにさらに、曖昧な関係だったアンとシャルの間にも、微妙なすれ違いや新展開が起きて…。
もう、もう、じれったくてジッとしてなんかいられない!
母親のエマと二人で旅をしていた時も、工房などに所属していなかったアンにとって、工房での集団作業は初めての連続。
キースやキャットといった、アンを職人やライバルとして認めてくれる人も居るのが唯一の救いだけれど、女の子であるアンは、職人は男であるべきという古い風潮のせいで白い目で見られたりして。
そこに来てシャルが他の女の子に取られそうになったり…。

ラストには、予想していたのにかかわらず大きなショックが待ちうけていました(;ω;`)
あぁ、ブリジット…嫌いじゃないんだけど…嫌いじゃないんだけどね…あなた…。
本を閉じたまま、しばし呆然とした読後。四巻を一緒に買っておいてよかった、本当に。じゃないと三巻を抱いたまま床を転げまわっていたかもしれない。
キャットやベンジャミン、エリオットやキースなど、今回は一気に登場人物が増えましたね。
誰もかれもが好きになれる人たちばかりじゃなかったけれど、シュガーアップルの世界では悪人にもちゃんと裏があって、心から憎む気にはなれない。
そんなところもアンの作る砂糖菓子の魔法なのかもしれません。

2010年11月30日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2010年11月30日]
カテゴリ ライトノベル

森薫さんの「エマ」ノベライズ第二巻。
一巻に比べ、「エマ」の世界を書き慣れていらっしゃったのかな…という印象を受けました。
エマとウィリアムの恋が進んで行き、互いに思いを確かめあうところまで行きましたね。
とくに冒頭からのウィリアムからの手紙に浮かれるエマさんが、可愛くて仕方がなかった…!
本編の漫画ではあまり描かれなかったところですね。わくわくそわそわ、でも仕事をきちんとこなさなくっちゃ、そんな年相応の乙女心がとても綺麗に描かれていました。
エマさんやウィリアムはもちろん、この巻ではエレノアの心の中やジョーンズ一家のことなど、様々な立場から物語を楽しむことができましたし。
本当に、綺麗なノベライズです…。
今回もヴィクトリアン時代の生活が様々な面から見れて、その面でもとても楽しかったです。
エマさんがキッチンを磨く様子や庭いじり、買い物に食事、エレノアの乗馬やハキムとヴィヴィアンの買い物ももちろん…。
せっせとケリーさんの看病をするエマさんの様子は、わくわくしながらもぐっと息が詰まりました。先を知っているだけに…何とかしてあげたいと…。
本編では駅のシーンや香水などたびたび使われたスズランが、とても効果的に加わっています。エマさんの優しさや切なさがグッと伝わってきた。思わずホロリ…。
おっとこれはネタバレかも。失礼いたしました。

さて、この巻で描かれているのはエマさんがウィリアムの前から姿を消すところまででしたね。
三巻は発売するのでしょうか…これから波乱万丈な展開になるだけに、久美沙織さんがどう描いてくれるのか楽しみで仕方がないのですが。
あ、そうそう。一巻で書き忘れたけれど、森薫さんの挿絵も扉絵も美麗極まりなく満載ですよ(笑)ファンは必見!

ネタバレ
読書状況 読み終わった
カテゴリ ノベライズ

私の大好きな漫画、森薫さんの「エマ」のノベライズ。
番外編的なお話かと思いきや、本編をノベライズしたものでしたね。

序盤からのんびり坊ちゃん全開のウィリアム(笑)
漫画ではほんの数コマで流れてしまう場面を丁寧に描かれ、エマの世界の空気がとても良く伝わってきました。
ほんのりと頬を染める時の心情や、何気ないやり取りの中の心の駆け引き。素敵でした。
ただ、もともと漫画ファンなだけに、「ああっ、そこの台詞だけは変えないで欲しかった…!」ってところが少々ありましたので、個人的な感情で星ひとつ減らさせていただきました。
エマさんは決して自分の心や欲求をぺらぺらと口に出して言う人ではなかったので、今回ノベライズを読んで、ウィリアムの存在にどれだけ心を動かされていたか、どれだけケリーさんのことを慕っていたかなど、無口でおくゆかしいエマさんの心のうちがとても心に響いた。
でも、やっぱり、エマさんはエマさんなのだ(涙)
小説を読んだ後に漫画を読むと、なお一層エマさんの微妙な表情の変化にニタニタしたりできました(笑)
私の大好きなヴィクトリアン時代の小物や生活の描写も細かにされていますので、とても楽しんで読めますし、参考になりました。

この巻で描かれているのは、ウィリアムがエレノアとの婚約話を知るところまでですね。
この後どうなるか展開はわかっているけれど、ドキドキせずにはいられない…。

読書状況 読み終わった [2011年月]
カテゴリ ノベライズ

言わずもがな大ヒットファンタジー小説。
ドラゴンと選ばれし男の子という王道な設定ながら、その世界観に圧倒されっぱなし…!
ここまで細かに考え描写できるなんて、さぞかしファンタジー界の巨匠…と思いきや、なんと作者がこの作品を書いたのは十七歳の時だという!
ひえー! 思わず仰け反った(笑) 才能の一言で済まされるものではないと思うが、天才って居るのだな…!

話題作ということでたまたま古本屋で売っていたところを激安でゲットし、読み始めましたが…。
その頃の私の集中力のなさといったらorz 実は半分読むまでに、二年間かかりました…。
しかし、心にゆとりができていざ再読と開いたところ、もう物語にのめり込み、ゾッコン。本を閉じてもアラゲイジアから抜け出せないほどにハマりました。
読み終わってなお再読、再読を繰り返し、何度も同じ場面で泣き、笑い、手に汗握り…。
久々に夢中になって「ファンタジー」の中にどっぷり浸かった感じがします。

主人公エラゴンが狩りの途中に偶然青い石を見つけ、持ち帰ったところ、なんとそれはドラゴンの卵だった。
かつてドラゴンライダーが繁栄をきわめ、その没後は混沌とした世界の中で、エラゴンは新たなるドラゴンライダーとして、世界を支配する邪悪な存在に立ち向かっていく。
そんなストーリーの中で起こる、様々な苦悩、喜び、悲しみ…。
エラゴンがサフィラと心を通じているように、読者側も引き込まれるように一緒になって一喜一憂できるかと思います。
ドラゴンや怪物たちはもちろん、エルフやドワーフ、力強い反乱軍など、ファンタジーフリークにはたまらない登場人物も盛りだくさん。

余談ですが、映画のほうは(´~`)な感じでしたね。ブロムカッコいいけど、ちょっと若いな。
白ひげのおじいさんだけど実はメッチャ強いっていう印象だったから(笑)

2011年3月25日

読書状況 読み終わった [2011年3月25日]
カテゴリ 海外作家

フェルメート…!外道…!超外道…!ジャン、貴様…!ぐあぁぁ、読むんじゃなかったあぁぁぁ!!!
うん、でもまぁ…(´・ω・)ダヨネー、って感じのストーリーで。良くも悪くもバッカーノらしい。
ヒューイがあまり好きになれないのも相変わらずです。

ただひとつ、☆二つ減らした理由とすれば…
モニカは、船で軟禁されている時には、妊娠していたんでしょう…?
しかも、赤ちゃんを産んでいたんでしょう? それなのに、母親なのに、「このまま死んでもいい」なんて思うでしょうか。
「何が何でも、この子は生きて守り抜く」とか、思わないのかなぁ…。
年齢が年齢だけに、「ヒューイに会いたい」って恋心のほうが勝っちゃってるのかなぁ。
成田先生は男性なだけに、妊娠、出産といった女の一大事がなんだか軽く流されちゃったような感じがして、ちょっと(´~`)でした。

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