アメリカにはもう頼れない 日本の外交戦略の失敗をどう正すか

著者 :
  • 徳間書店 (2010年10月29日発売)
3.50
  • (1)
  • (3)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 28
感想 : 4
3

核保有国どうしの戦争は起こらない。
 核弾頭ミサイル1基で広島型原爆の1000倍の威力。
 それを288発積んだ原子力潜水艦が世界に14隻。

在日アメリカ軍基地
 もう重要ではない。
 東アジアは核による抑止力で抑える。
 朝鮮半島の陸上攻撃には参加しない方針。
 グアムが前線基地で十分。

 密約としてアメリカ軍の核を持ちこみを自民党が許可したのは
 日本の世論の反対を避けつつ、他国への抑止力を維持するためだった。
 アメリカ軍なし核なしでは、日本は対等な外交はできないのが今の世界。

中国
 空母を持っても、それを維持するのは難しい。
 インド洋で中国のタンカーを沈めてしまえば、中国海軍は活動できなくなる。

 日本が他国から攻撃されたら、アメリカは報復攻撃する。
 アメリカは自国が攻撃されると分かった場合は先制攻撃するが、
 日本が攻撃されるとわかっても、先制攻撃はしない。

火だねは中東
 イスラエルは、イランが核兵器を完成する前に核施設を攻撃する。
 イランはその報復に、サウジやクエートの石油設備を攻撃するだろう。
 それを抑止するために、アメリカ軍はアラビア海近辺に空母を派遣している。  

横田基地
 返還し、日米関係を改善することが合意されつつあった。
 今はアラスカ基地から他の場所への中継地点程度。発着は少ない。
 軍事上の必要はないが、イミグレなしで日本入国可能な便利な場所。

 石原都知事は返還後は民間の飛行場というプランを提示。
 地元住民が騒音問題が復活するため反対したことが、
 アメリカ側の返還中止の決定的理由になった。
 沖縄も統治返還したが、基地は戦争で得たものであり、
 アメリカは単純には返還しない。

サイバー兵器
 軍事通信だけでなく、民間の通信も不能にする電磁波ビーム。
 10年後は、サイバー兵器の時代になる。
 ロシアはグルジア侵攻で実際に使用し、中国も開発中と言われる。
 
 アメリカ軍は潜水艦と空母を軍事衛星を介して通信しており、
 攻撃されると、実質の動きが止まる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 政治
感想投稿日 : 2013年1月23日
読了日 : 2013年1月22日
本棚登録日 : 2013年1月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする