はじめに、の次2行文でやられました。これは刺激的な内容の様です。
世界は今も戦争している。戦争は歴史上途切れることなく続いている。
1941年ナチスドイツの侵略をうけたソ連白ロシア(ベラルーシ)で子供たちの証言を一つ一つ拾い上げたこの本。
何とも言えない。歴史の教科書をもっているがこの事実は一行も書かれていない。それはなぜか。戦争は日常であり、歴史の転換点でしか取り上げられないからだ。日常の中にどれだけの犠牲があるかを考えさせられた一冊。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
9 文学
- 感想投稿日 : 2017年6月23日
- 読了日 : 2017年6月27日
- 本棚登録日 : 2017年6月23日
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