40歳からの予防医学 医者が教える「病気にならない知識と習慣74」

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2021年9月29日発売)
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読みやすく、わかりやすい。

不要な検査
腫瘍マーカー 腫瘍以外の要因でも高く出ることが
脳ドッグ 頸動脈の偽陽性率は36%と高い(この本ではアメリカの基準で必要でないと判断されていると書かれているが、個人的には要検討、もう少し脳ドックについて調べてみよう。)

血管リスクは「吹田スコア」でチェック。
要注意:LDL160,中性脂肪300
必ず受診:LDL180,中性脂肪500

尿蛋白∔1以上は必ず再検査
GFR45以下は腎臓病の疑いあり。
日本腎臓学会のGFR計算できるサイトを参照のこと↓
https://www.jsnp.org/egfr/
高血圧 糖尿病は高リスク

うつ病症状は、甲状腺ホルモン、副腎ホルモン、テストステロンの値をチェック。先2つは内分泌科、ラストは泌尿器科。

癌は3種類
①予防できるガン
②早期発見できるガン
③予防、早期発見の有効な手段が見つかっていないガン

①胃がん(ピロリ菌)、子宮頸がん(ワクチン45歳まで婦人科)、肝炎ウイルス(40歳以上で1回だけ検査、自治体or保健所)

・胃がん(胃カメラ(消化器内科)・バリウム長短あり。胃カメラは早期発見に適している、バリウムはスキルス癌に適する)
・大腸がん(10年に1回検査を)
・乳がん(乳腺が多い乳房を高濃度乳房といい、マンモではがんが発見しにくくなる。この場合は乳房エコーもチョイスする。遺伝要因が強いので親族に罹患者がいた場合は要注意)
・肺がん(低線量CT)
・前立せんがん(ゆっくり進行するため早期発見の場合は様子をみることもある。PSA検査を)

・すい臓がん(HbA1cが急激に悪くなる、お腹や背中の痛み、黄疸。リスク:肥満・糖尿病・喫煙・過度な飲酒。発見が遅い沈黙の臓器。5年生存率8.9%。)
・食道がん咽頭がん(胸の奥がしみる、食べ物がつかえる/のどや耳のつまり。リスク:飲酒喫煙。胃カメラで見つかる場合も。PHVワクチン接種)
・膀胱がん(おしっこの違和感。早期発見で治る癌になってきている。頻尿・血尿・色に注意。リスク:喫煙)

ガン共通の初期症状3つ
・心当たりのない体重減少
(1年~半年の間に体重5%減るのは医学的に異常)
・熱が出たり下がったりする
(腫瘍熱3週間以上38度ぐらいの熱が出たり下がったりする。食欲がない、吐き気がするなどにも注意)
・体から出血する
(生理・痔をのぞき、体から血が一定期間出続けるのは異常)

ガン検診は75歳を一つの目安に。この年齢以上だと治療に体が耐えられないかも。被ばくは不安視しなくても大丈夫。

P319年齢別やることリストが参考になった・
今すぐ
ピロリ菌検査
HPVワクチン(45歳まで)
風疹ワクチン(昭和生まれ世代)
40歳から
・肝炎ウイルス検診(1回)
・マンモグラフィ(2年おき)
・細胞診、細胞診+HPV検診(子宮頸がん対策)
50さいから
・胃カメラ検査(2-3おき)バリウム検査(1-3年おき)
・便潜血けんさ(毎年)
・大腸カメラ検査(10年に1回)
・帯状疱疹ワクチン
55歳から
・低線量CT(肺がん対策 ヘビースモーカーは毎年)
・PSA検査(前立せんがん)
65歳から
・腹部超音波検査(65歳以上喫煙男性)
・骨粗しょう症検診(女性65歳男性70歳から)
・肺炎球ワクチン(65歳から持病があれば60歳)

正しい医療情報を見抜くコツ
・医療情報は言い切りにくい
・論文の引用さ入れている健康本を選ぶ
・「正しい医学用語」で検索する

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ:  49 医学
感想投稿日 : 2023年2月18日
読了日 : 2023年2月9日
本棚登録日 : 2023年2月18日

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