銀の鬼 上 新版 (ソノラマコミック文庫 さ 37-1)

著者 :
  • 朝日新聞社 (2007年11月26日発売)
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本棚登録 : 27
感想 : 4
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このマンガは昔読んですごく面白かった記憶があったので、ずっと文庫化して出ないかな~と思ってました。
本屋で文庫が出ているのを見た時はすかさず購入して読みました。
面白いと思いましたが、昔読んだ時ほどは夢中になれませんでした。
設定が結構安易に思えました。

主人公の高校生、ふぶきには人に言えない秘密がある。
それは幼い頃、鬼を見た記憶。
そんな折、幼い頃見た鬼にそっくりな少年が転校してくる。
ふぶきは思いを寄せる担任教師、島影十年に相談するが・・・。

ふぶきの両親が事故で亡くなり、いきなりの鬼の出現、そしてふぶきが「神」だというあたり、ちょっと安易だな~と思いました。
ラストもあっけなく・・・。

ただ鬼を恐れながらも惹かれていく微妙な少女の気持ちは共感できます。
ふぶきの何ものもおかし難い気高さはちょっと感動ものです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 少女マンガ
感想投稿日 : 2013年7月26日
読了日 : -
本棚登録日 : 2013年7月26日

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