このシリーズももう4冊目・・・らしい。
多分、この前の3冊目は読んでないかも。
でも、これいれて3冊も読めば大体ネタは尽きてくるというか、同じような事を書いてるなぁ・・・と思った。
それなりに面白いは面白いんだけど。
今回はいつもと違って男性オンリーのお悩み相談(?)コーナーもあり。
全5章で、
1章は上京ものがたりとして、田舎から都会に出て来てあれやこれや苦労しながら生きている人々の話。
2章はお男だらけの男祭りで、男性たちによる女性へのだめだし。
3章はうちのオカンのイタイ話として、イタイ母親たちの話。
4章は50代の女性たちの話。
5章はお金の話。
そのどれもに西原さんが自分の経験でつちかった言葉で応えている。
それが何とも包容力があるというか・・・。
人の話に思わず泣いてしまったとか見ると、本当にちゃんと自分の中に落とし込もうとしてるんだな・・・と思った。
こんな人に話を聞いてもらうのはカウンセラーに話を聞いてもらうのとはまた違う癒しが得られるだろうと思う。
人間同士の心のふれあい、情というのかな・・・。
そんなのを感じられる。
西原さんもだんだんと歳をとってるせいか、今回の本は今までと比べてより一層包容力を感じた。
4万円の家賃を払っている同士が同棲したら泥沼になるというのはなるほど・・・と思った。
具体的な数字が出てるだけに説得力がある。
あと、50代の女性たちの身の上話は正に人それぞれ、波乱万丈で、人は50年も生きればそれぞれの歴史があるんだな~、だから若い人の身の上話よりも面白いな・・・と思った。
- 感想投稿日 : 2017年2月11日
- 読了日 : 2017年3月16日
- 本棚登録日 : 2017年2月11日
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