カバチ!!!-カバチタレ!3-(11) (モーニング KC)

  • 講談社 (2016年4月22日発売)
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本棚登録 : 20
感想 : 3
4

今回は役所の紹介で大野事務所にやってきた男性の依頼。
それは、お墓にまつわるトラブル。
依頼者は次男なのに、全く実家によりつかない勝手な長男のせいで役所で働きながら農家の手伝い、墓守をしている男性。
そんな折、母親が急に倒れてなくなった事で久々に葬式で兄と対面する。
ところが、その場で口論になった事がきっかけで何と兄は墓に鍵をかけてしまう。
そのせいで亡くなった母親の遺骨を墓におさめる事ができない男性は事務所に相談に来た。
困った男性はその鍵を開けて遺骨をおさめるが、その事で兄に訴えられてしまう。
そして、トラブルはその件だけにおさまらずー。

お墓というのは管理している人のものでなく、地域の風習によって違ってくるのだというのは知らなかった。
だから墓の建っている土地は普段管理しているものでも、お墓そのものは長男のもの、という複雑な事になり、今回のような特殊なトラブルも起きてしまう。
それも兄弟が普通に会話ができるような仲ならおきないトラブルだけど・・・。

この話は最初読んだ時、長男が変った人やな~、面倒な人やな~という印象だったけど、別の話になった際にそれが180度ひっくりかえった。
長男には長男なりの事情があって、それに比べて次男がすごく嫌な人間になりさがって見えてきた。
親に差別されて育てられた心の傷。
それは差別されない方には全く分からないものなんだろうな・・・。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 青年マンガ
感想投稿日 : 2016年11月19日
読了日 : 2017年3月16日
本棚登録日 : 2016年11月19日

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