名著「代表的日本人」を読む: 日本とは何か、そしてどう生きるか (知的生きかた文庫)

  • 三笠書房 (2011年12月21日発売)
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「己に打ち克つ者は成功し、己を愛する者は失敗するのです。多くの者が八分通り成功しながら、残りの二分で失敗するのは、成功するにつれて自己愛が生まれ、用心を怠り、安逸を思い描き、仕事を厭うようになり、そしてついには失敗するのです」
だから我々は人生のあらゆる局面において命懸けで事に当たらなければならない、そう西郷は言うのです。

「正義の道を歩み、正義のためとあらば、国もろとも斃れるほどの気概がなければ、諸外国との満足のゆく外交を望むべくもない。彼らの強大なるを恐れ、和平をこがれ、彼らの意に卑屈に従うならば、我々はいたずらに侮りを招くだけです。友好関係は終わりを迎え、ついには彼らの奴隷となるでしょう」

国家の名誉が何らかの形で傷つけられたとき、
「たとえそれによって国家の存立が危うくなろうとも、公正と正義の道に従うことが国家の明らかな義務なのです・・・・・・戦争という言葉におののき、怠惰な平和を金で購うことをビジネスと心得るような政府は、商社の支配人でこそあれ、もはや政府とは呼べない」

「正しくあれ、怖れるな」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年1月7日
読了日 : 2012年1月7日
本棚登録日 : 2012年1月7日

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