写真集 時の名前

  • KADOKAWA (2019年9月28日発売)
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感想 : 5

「時」や「時間」にまつわる言葉をイメージした写真とともに紹介する言葉の図鑑。

ゆっくり読みたいなと、一章ずつ時間を置いて読みました。

Ⅰ 日の章
彼は誰時が、誰そ彼時と対するようにあるのだなと。
ブルーアワーを確かめてみたい。

Ⅱ 月の章 
「星月夜」という言葉が好き。よくぞ、ゴッホの絵につけてくれたなあと。
旧暦の月名の由来。→おたよりの記事のヒントになりそう。
明後日の語源も、よい。
中国語の曜日名は、合理的なんだけど「星」の漢字を使っているのが少しロマンチック。が、どういった理由で、いつから使用しているのかしら。

Ⅲ 年の章
「花朝月夕」→春と秋で、もっとも気候のよい時期。中国では、旧暦の二月十五日を花朝、八月十五日を月夕という。
「過越祭」って、きれいな訳語やなあと思う。

Ⅳ 暦の章
二十四節気、覚えたいなあと思いつつ。覚えないまでも、気にして季節を送りたい。

Ⅴ 命の章
「一期一会」は大切にしたい。人も本も。
「十月十日」こ写真のモデルさん、キレイなんですがムリしてはらなければよいのだけど。安定期だと大丈夫なのかな?

Ⅵ いにしえの章
地質学的な言葉、歴史的な言葉を中心に。

Ⅶ とこしえの章
過去から未来
刹那から永遠
この世からあの世

写真の時間の景色も、よかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 8類:言語
感想投稿日 : 2020年7月25日
読了日 : 2020年7月26日
本棚登録日 : 2020年7月26日

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