フロリダに連れていってくれないお父さんにも、「かわいそうね」という言葉にも、むしゃくしゃしたアミーリアは陶芸工房に出かけた。
粘土を触って何かを作り上げることが大好きなのだ。
ところが癒やしの空間に今日は見知らぬ男の子ぎいる。陶芸の先生の甥っ子さんなのだという。
ぎこちなかった二人ですが、お昼にカフェで道行く人に名前と物語を考えるゲームを通して仲良くなります。
〇親との死別、離婚、再婚。その子を大切に一人前の人間として扱い、そのことを言葉にしてくれる大人の存在。
〇物語は緩急をつけて進んでいく。こうなったらいいなという読者の淡い期待を裏切りながらも、この子たちはきちんと大人たちに大切にされて成長していくんだろうなあという安心感があった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
9類:児童文学(海外)
- 感想投稿日 : 2021年7月18日
- 読了日 : 2021年7月18日
- 本棚登録日 : 2021年7月18日
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