読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)

3.76
  • (19)
  • (53)
  • (43)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 782
レビュー : 59
著者 :
かとのひもさん 9類:YA 日本   読み終わった 

どうして人は本を読むのか…本は予言の書だ。
…というくだりで、うんうんジュール・ヴェルヌとかドラえもん的なね!と頷いていたら違うかった。
そうか、人生のシミュレーション的な意味でか。

読書が嫌いなのに暇だろうと言う理由で図書委員になった高校生男子が、本嫌いを理由に読書新聞を編集することに。本の虫の同級生女子と活動をはじめるが、感想文を依頼したり読んだりしているなかで、「ナゾトキ」をしていくことになる。

最初はさめているように見えた主人公にイラリとしてしまったのだけど、二人の「ナゾトキ」がすすむにつれ、物語の登場人物とはいえ切り取った一面しか見ていなかったことに反省。

作中に出てくる小説やモチーフはだいたい繭が出てくる。ネタバレしてしまったものもあるんだけど、ストーリー上避けれないのと、ほとんど教科書掲載作品なので、たぶんセーフ。

この夏は安部公房の作品を読んで悪夢にうなされてみようか。

読書嫌いの人がどんなとこが苦手なのかも垣間見れた。
なんとなくだけど、生物の先生は盛口満先生に触発されたのかな?と思った。タヌキの皮的に。

司書としては、学校図書館って言って欲しいけど、図書室という言葉の響きにノスタルジーを感じるのを認めるのは、やぶさかではない。
先生ではなくて、師匠…違った司書と呼んで欲しいなあとかね。

続編が出たら、また読みたいな!

レビュー投稿日
2020年7月31日
読了日
2020年7月31日
本棚登録日
2020年7月31日
6
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文...』のレビューをもっとみる

『読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

『読書嫌いのための図書室案内 (ハヤカワ文庫JA)』にかとのひもさんがつけたタグ

いいね!してくれた人

ツイートする