ヘレーじいさんのうた (えほんのもり)

著者 :
  • 文研出版 (2021年4月13日発売)
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本棚登録 : 64
感想 : 10

タンポー、ティンポーのおはなし。←ブータンの言葉で、むかし、むかし。

ヘレーじいさんが畑にクワを入れると、何かがゴツンとあたりました。出てきたのはなんと、ヘレーじいさんの顔ほどもあるトルコ石!
じいさん、売れば大金持ちになれるぞ~!と市場へ向かいます。
途中、馬を連れた男に出会うと、じいさんはトルコ石と馬を交換してしまいました。
でも、おじいさん、トルコ石のほうが馬より価値があるんだけど…。

ブータン版わらしべ長者です。
トルコ石から始まって、最後に何に交換されたのでしょうか?
ブータン国らしい、大らかでスケールもでっかい昔話でした。

☆本を閉じるときにはきっと皆、笑顔になると思う。
☆交換相手、みんな悪い顔になってるわあ。
☆市場の様子がいい。豊かだ。
☆裏表紙にも描かれてますが、赤い全身の片足?の像は何かしら。気になる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 3類:社会科学
感想投稿日 : 2021年6月2日
読了日 : 2021年6月2日
本棚登録日 : 2021年6月2日

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