センス・オブ・ワンダー

  • 新潮社 (1996年7月29日発売)
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地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生に飽きて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう…地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をもちつづけることができるでしょう。鳥の渡り、潮の満ち干、春を待つ固い蕾のなかには、それ自体の美しさと同時に、象徴的な美と神秘がかくされています。自然がくりかえすリフレインー夜の次に朝がきて、冬が去れば春になるという確かさーのなかには、かぎりなくわたしたちをいやしてくれるなにかがあるのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年9月27日
読了日 : 2024年9月27日
本棚登録日 : 2024年9月27日

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